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競馬雑記帳 2021/2/4

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JRDB永野です。

正月の金杯以来6週間の中京開催も今週がラスト。
関西の主場は来週から阪神に。例年より2週前倒しで5月頭の天皇賞・春の開催までの12週に亘るロングラン。まだ寒い時期からの開催なので芝の状態が心配される。

この2開催の間には、大阪杯、桜花賞に加え今年は天皇賞も。
大阪杯には昨年GⅠを3勝したグランアレグリアも参戦を表明。


コントレイルなどとの激突は楽しみ。今年も牝馬が強いのか。

その翌週には牝馬三冠の第一戦の桜花賞。
既に有力馬のなかには、桜花賞直行を表明している馬も。
昨年の2歳女王のソダシ、阪神JF2着のサトノレイナス、フェアリーS勝ちのファインルージュは賞金的に権利は十分、クロッカスS勝ちのストライプは賞金的ボーダーラインか。

桜花賞トライアルでの切符は8枚。トライアル以外のこのあとの桜花賞路線は、今週末のエルフィンS、来週のクイーンC、3月半ばの重賞ファルコンSフラワーCも賞金加算の対象となりそうで、これだけで12の枠と重賞の2着のそれまでの成績によっては更に何頭かの枠がが埋まる。先ほどの直行組みを加えると、これだけで18頭になりそう。

現在収得賞金が1500万以下の馬たちはどこかで権利を取る必要がある。
九州産の星としてGⅠの阪神JFでも4着と好走したヨカヨカは3勝を挙げているにもかかわらず、2歳時のオープン戦のため収得賞金の上積みは少なくどこかで権利を取る必要に迫られそう。

そのほか、1勝馬は勿論のこと2勝目を1勝クラスの条件戦で挙げた馬達も抽選の対象にもならないかもしれない。

昨年の三冠牝馬のデアリングタクトは2歳秋に新馬を勝ったあと、エルフィンSで2戦2勝で収得賞金1600万円にして桜花賞に向かった。2週前の最終登録の時点では出走順が3頭並んだ15番目でゲートインは確定。

しかし、フラワーCのアブレイズやファルコンS勝ちのシャインガーネット、マーガレットS勝ちのエレナアヴァンティと収得賞金が2000万円を超えながらも桜花賞に登録してこなかった馬がおり、これらがもし桜花賞に使ってきていたら、デアリングタクトら賞金1600万円の馬が抽選対象になっていた。
タラレバだが、無敗の三冠牝馬も一冠目が幻になっていたかも。

この週末のエルフィンSでも、新馬戦で強烈な印象を残したエリザベスタワーがスタンバイ。

この馬に限らず、このレースはリステッド競走だが、特別登録の段階から全馬1勝馬。勝てば取得賞金1600万円となり桜花賞に向けては他馬の動向を待つことに。

出走表等は、JRA発表のものをご確認ください

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