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競馬雑記帳 2022/08/25

JRDB永野です。

最近は競馬関連だけでなく、一般紙などでも取り上げられるようになった今村騎手。
先週土曜の新馬戦勝ちで、JRAと地方の交流競走の勝ちクラが31勝に到達でGⅠレースへの騎乗資格を獲得。
デビューの年の8月半ばでの31勝到達は、見習騎手のGⅠ騎乗は31勝以上という内規が出来てからは、三浦騎手、福永騎手に次ぐスピードらしい。
参考までに武豊騎手の31勝到達は8月なので、今村騎手はそれと遜色のないスピードで勝っているといえる。

資格を得たGⅠ騎乗資格だが、三浦騎手は資格取得後最初のスプリンターズステークスに騎乗。
福永騎手のデビューの1996年はまだスプリンターズSは暮れの有馬記念の前の週に行われており、GⅠ初騎乗はこの年が第1回だった秋華賞。
どちらも、騎乗資格を得て最初のGⅠに騎乗している。

さて今年の今村騎手はどうか。
スプリンターズSの週は、中山と中京の2場開催で騎手が分散することはないのだが、この日はフランスで凱旋門賞。そちらへ、ルメール騎手、武豊騎手、川田騎手、横山和騎手が参戦予定。川田騎手あたりを起点にした玉突きので乗り替りで騎乗依頼の可能性も。

GⅠへの騎乗は可能になったが、女性騎手ということで、51勝までは★で平場では4キロ減のまま。
今週末は、川田騎手や松山騎手が札幌で騎乗だけに、今村騎手にとっては、勝ち星を積み重ねるチャンス。
この小倉開催では外を回る競馬が目に付くが、先週の日曜に芝は下の緩い状態でレースをしたので、今週辺りから外差し傾向が加速すれば、外を回るレース運びにとっては追い風。

今年のワールドオールスタージョッキーズに騎乗のフランスの女性騎手のC.パコー騎手が1998年生まれの24歳。
若い女性騎手の台頭は世界的な流れかも。

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