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競馬雑記帳 2022/09/22

JRDB永野です。

先週末からの3日間開催は台風の余波を受けながらのレース。
日曜は中山が、月曜は中京がその影響を大きく受けた。

特に月曜の中京開催は強い風の中でレースもあり、キャリアの浅い2歳馬にとっては苛酷な状況。それが為に競馬がイヤにならないことを願う。

また、中京ではメインのJRAアニバーサリーSのパドックの頃から強烈な雨。
冬の開催では降雪の影響で視界不良のため発走を見合わせることはたまにあるが、降雨による視界不良で発走見合わせはチョット記憶にない。
ダートコースの状況は一面に水の浮く極悪馬場。ただ短時間に馬場状態が急変したので、15:28発表でダートは稍重から重に変更されたが、その後は対応出来ずに、成績データは重馬場。しかし、実績の状況はどこからどうみても不良馬場。
記録として残るだけに事後でも馬場状態の変更があっても良いのでは。


さて、いよいよ来週から秋のGⅠシリーズ開幕。また日曜には凱旋門賞も。今年は日本から参戦の4頭には、いずれも日本から騎手が遠征しての騎乗。2場開催とは言え、川田騎手をはじめリーディング上位陣が遠征するので、騎手の遣り繰りが大変そう。

それを思うと、岩田望騎手が今週末から復帰というのは朗報。
夏の小倉開催後半戦開幕日の3レースの馬場入場時に騎乗馬が転倒して負傷。
その時は、「関屋記念を含む日曜の騎乗に関しては朝の状況で判断します」というアナウンスだったが、何の事はない骨折で5週間の空白ができることに。

日曜の神戸新聞杯では京都新聞杯を制したアスクワイルドモアで参戦。
2000年に京都新聞杯が春に移設される以前は、菊花賞が11月だったこともあり、神戸新聞杯から京都新聞杯を経て本番というローテーションが一般的でこの時代は両新聞杯を連勝するケースも多く、マチカネフクキタルなどは菊花賞まで連勝している。
2000年に京都新聞杯が関西圏でのダービーに向けての最終戦という位置つけに変ったあとは、12頭が両新聞杯制覇に挑んだが、2000年のアグネスフライト、昨年のレッドジェネシスの2着はあるものの、勝った馬はいない。さて今年のアスクワイルドモアはどうなるか。
ちなみに、アスクワイドモアの父のキズナは京都新聞杯勝ちも秋は凱旋門賞挑戦の為フランス遠征で神戸新聞杯には出走していない。


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