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競馬雑記帳 2022/03/04

JRDB永野です。

日本時間で先週の土曜深夜から日曜の未明にかけて行われたサウジでの国際競走。
日本調教馬は6レースに出走して4勝。というよりもC.ルメール騎手が4勝。
日本では引退調教師の最終週にあたり、C.ルメール騎手を主戦とする藤沢和師も最後だったが、騎乗できなかった分、良い餞になったのでは。

そのC.ルメール騎手の4勝のうち、ちょっと今後どういう展開を見せるのか注目しておきたのがレッドシーターフHを勝ったステイフーリッシュの件。

オーソリティはこの馬に騎乗のためにサウジ遠征、ソングラインは過去に紅梅Sで騎乗経験があり勝っている。ダンシグプリンスは騎乗経験はなかったが、管理する宮田厩舎の馬グラティアスで昨年の京成杯を勝っており、宮田厩舎の昨年の成績で勝ちクラが一番多かったのはC.ルメール騎手。

対してステイフーリッシュを管理する矢作厩舎の馬には、C.ルメール騎手の騎乗は2021年はシルクレーシングの馬に一度騎乗があるだけ。サウジ国際競走当日に厩舎所属でステイフーリッシュに騎乗経験のある坂井騎手も遠征していたが、鞍上にはC.ルメール騎手を指名。
このあたりは、昨年のBCで、マルシュロレーヌの鞍上に川田騎手ではなく、マーフィー騎手という勝つためのベストの選択と同じか。


以前はモズアスコットでのファブラリーSと安田記念勝ちやラヴズオンリーユーの新馬勝ちのなど実績のあったコンビだけに、今後この組み合わせでの重賞参戦などが復活するのか注目しておきたい。


さて、暦は替わって3月。
今週から新人騎手がデビューし、調教師も新規開業。
例年なら3月1週目はローカル開催もあるのだが、今年は中山と阪神の2場開催なのでそれそれ主場でのデビューとなる。
話題としては、2年連続の女性騎手のデビューと、現役では8組目となる兄弟騎手の誕生か。角田兄弟は、角田大和騎手と角田大河騎手でどちらも名前が「大」なので角田和と角田河での表記が一般的か。これには慣れが必要かも。

昨年は関東では永野騎手、関西では小沢騎手が初騎乗初勝ち、一昨年は泉谷騎手が初騎乗初勝ちを決めている。さて、今年の新人は。ちなみにアイルランド大使特別賞の受賞は角田大河騎手。

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