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競馬雑記帳 2022/11/03

JRDB永野です。

11月に入り、開催も改まって5回東京、5回阪神に、ローカルは3回福島がスタート。
この開催から冬時間で、GⅠ開催日の例外を除いて、レースの発走順は東から順番で、11月の開催では基本、福島→東京→阪神の順。
これが12月になってローカルが中京に替わっても東からで、中山→中京→阪神の順。
この状態が、例年通りなら年明けの開催の4日目まで続くことに。

さて、先週の天皇賞・秋はパンサラッサの大逃げで面白いレースとなったが、平成の盾男の異名を取っていた武豊騎手は、昨年に続いて天皇賞の騎乗馬はなく阪神での騎乗。

それでも9レースの武田尾特別とメインのカシオペアSでは、坂井騎手、岩田望騎手と若手の伸び盛りを相手にユタカマジックとも言える逃げ勝ち。
勝利に導いた馬は共にセールでの高額馬。条件戦やオープン特別では物足りないはずで、今後の重賞のパートナーとして注目しておきたい。

それに、ノーザンFのミックスセールでは、今年のダービー馬の半弟を、ドウデュースのオーナーのキーファーズが落札。「ユタカさんに乗ってもらいます」のコメントには、「また辞められなくなった」と返していたが、まんざらでもないはず。

今週末日曜は東京でアルゼンチン共和国に騎乗の予定。
現在JRAで行われている平地の重賞競走のうち、武豊騎手が既に勝ちクラを挙げているのは104レース(チャンピオンCはJCダート時でカウント)。対して未勝利の重賞は23レース。関西圏の重賞で未勝利は歴史の浅い葵ステークスだけで、多くは関東圏の重賞。騎乗機会が2回と少ないが、ア共和国杯も未勝利のなかのひとつ。

テレビゲームの「ダビスタ」では、展示室で勝った重賞のトロフィーを見ることが、出来たが、それでもコンプリートするのは大変。
それを、現実の世界で8割以上を集めているのは、超絶としか言いようがない。
まずは、全GⅠ制覇は残るはホープフルSだけ。
モタモタしていると、札幌記念がGⅠに格上げされるかも。

そんなレジェンドに対して、今年の新潟開催の年間リーディングを獲得し女性騎手のレジェンドに向かってまっしぐらの今村騎手。
今週から▲になって減量の恩恵は4キロから3キロに。GⅠの谷間だが土日ともに阪神で騎乗予定。
9月の2場開催で主場の中京で騎乗した際には思うような結果を出せなかったが、条件が厳しくなっている分正念場。

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