ルメール騎手争奪戦
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JRDB永野です。
秋のGⅠシリーズ開幕、東京・京都開催の始まる今週からは指定席限定ながら競馬場に
観客を入れ、発売レースを限定していたWINSでは全レース発売の方向に。
テレビCMの「HOT HOLIDAYS!」も新バージョンで放送が再開された。
しかし、このご時世だけに例年通りとは行かない。
毎年凱旋門賞が終了したこの時期になると、欧州のトップジョッキーの短期免許に関して話題になるが、今年はまだ聞こえてこない。
場合によっては短期免許の外国人騎手なしということになるかも。
昨年の秋競馬での外国人騎手の短期免許での実績は
スミヨン 19-12-15-48
マーフィー 16-18-14-72
ビュイック 12- 5- 7-39
シュタルケ 9- 7- 2-37
ムーア 6-14- 4-33
デットーリ 6- 2- 1-12
(レーン騎手の有馬記念当日の騎乗は除く)
で、410戦で68勝を挙げており、内重賞は6クラでGⅠは3クラ。
しかも騎乗馬の質をみても410頭中252頭が3番人気以内。
もしこの秋、短期免許の外国人騎手不在なら、これだけの有力馬がJRAの騎手に回ることに。
そこで当然発生するのが、リーディング上位騎手の争奪戦。
特に、ルメール騎手の争奪戦は熾烈を極めそう。
この秋のGⅠ戦線にスタンバイしている、ルメール騎手のお手馬はざっと思いつくだけでも、
アーモンドアイ
フィエールマン
サートゥルナーリア
グランアレグリア
タイムフライヤー
モズアスコット
などのGⅠ馬の面々に、先週のシリウスS勝ちのカフェファラオや、今週の毎日王冠で手綱をとる予定のサリオスなどが加わり、路線が重複しているお手馬も。
この秋はルメール騎手がどの路線で、どの馬の手綱をとるのかに注目したい。
では逆に、ルメール騎手に選ばれなった馬たちの成績はどうなのか。
2019年以降のオープンクラスのレースで、前走がルメール騎手で今回がルメール騎手以外の馬の成績は、
9-12-12-91
前走でルメール騎手が騎乗しているので、人気馬も多いのだが、勝率は7.3%で単勝の回収は31.3と芳しくない。
リーディング上位の騎手に乗り替わることが多いのだが、目立つのは川田騎手の成績くらい。その川田騎手の3勝も全てオープン特別で重賞では勝てていない。
短期免許の外国人騎手不在で成績を上げる騎手を早期に見つけることが、秋競馬の収支のポイントになるかも。
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