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競馬雑記帳 2022/02/17

JRDB永野です。

今週末は今年最初のJRAのGⅠフェブラリーS。
レース自体は39回目だが、創設当初はGⅢのハンデ戦、1994年に別定戦のGⅡとなり、1997年からGⅠに。GⅡ時代の最後の勝馬はドバイで散ったホクトベガ。
GⅠ戦としては今回が26回目。現在15あるJRAのダート重賞で施行数が29回~26回あたりが多いのはこの頃にダート路線が整備され始めたから。

障害競走の重賞が年間10レースあるのに比べると、ダートの重賞が15レースというのは少ない気がするが、それを補完しているのが、地方での交流重賞。年間にGⅠが10レース、GⅡが11レース、GⅢが19レースと計40レース行われている。そのうち昨年、一昨年とJRA所属馬が33レースを勝っているので、JRA所属馬からすれば路線的にば整備されているといえる。

しかし、ひとつ是正要求の点を挙げるなら、2・3歳の限定戦。
JRAには2歳のダートは重賞はなく、オープン特別も現3歳世代ではジャパンC前日のカトレア賞のみ。その分、交流重賞のエーデルワイス賞、JBC2歳優駿(以前の北海道2歳優駿)、兵庫ジュニアGP,全日本2歳優駿がある。ただ、JRAの出走枠が限られてはいるが。

明けて3歳になると、ダート路線の目標は7月のジャパンダートダービー。JRAでは3月以降は昇竜S,伏竜S、青竜S、端午S、鳳雛と路線は整備されているが、1・2月のダートのオープン戦はフェブラリーS当日に組まれるヒヤシンスSだけ。地方での交流重賞もない。
1・2月に組まれる芝のオープンクラスは、13レース。出走頭数が10頭前後というレースも目立つ。
ならば、この時期に3歳のダートのオープン戦を作ってもいいのでは。


さて、週末のフェブラリーS。
昨年の桜花賞馬のソダシの出走が注目去れるが、4歳馬は彼女1頭だけ。
強いと言われる現4歳世代だが、昨年の10月以降、ダートのオープンクラスを勝った現4歳世代は室町Sを勝ったデュアリストだけ。ダートに限っては6歳以上の馬の強さが目立つ。
ベストといえるマイルの距離でソダシが年上相手に4歳馬代表としてどんな走りを見せてくれるか。

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