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競馬雑記帳 2024/01/18

JRDB永野です。

昨年まで、4歳未勝利馬は、中山・東京・京都・阪神の中央開催には出走出来ない規定だったが、今年からその制限はなくなった。

先週土曜の京都7レースの4歳上1勝クラスを勝ったジャミーレは4歳未勝利馬の身で1勝クラスを勝っている。
この馬自身は、半姉にオークス馬シンハライトのいる良血で、デビューが3歳1月と遅く、その後、未勝利戦を使っただけで今回が3走目。これだけ良血だけに厩舎も大事に使っての結果。次走もう一度1勝クラスを使えるのでチェックしておきたい。

3歳夏が終わった時点での未勝利馬の選択は、競走生活の引退、地方への転出、中央での現役続行ということになるが、素質馬で何かしらの歯車が噛合わずに未勝利に終わった馬が地方に転出して、3歳のうちに2勝、若しくは4歳以上になった場合は3勝以上を挙げて中央再転入が一般的。

しかし、骨折など故障で戦列を離れいた場合は転出せずに、中央を現役続行という選択肢に。先のジャミールもそのパターン。

地方に転出した場合、2勝しても賞金は合わせて100万円あるかないか。中央で現役続行で1勝クラスを勝てれば賞金は800万円で、さらにもう一度1勝クラスを使えるでの馬主のフトコロに入る金額に大きな違いが。

リーディング上位常連の厩舎の4歳未勝利馬は、2024/1/18現在、
堀厩舎のエピメティウス、ダノンボレロ。矢作厩舎のトリフィス。中内田厩舎のトレチーメ。友道厩舎のアドマイヤソラ。国枝厩舎のノットファウンド。池江厩舎のサトノシトラスなど。いずれもキャリア5戦以下で血統面からも見限れない馬達。

鞍上にリーディング上位の騎手を配したい良血だけに、中央開催でも出走可能となったルール変更は大歓迎だろう。

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