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橋浜 保子

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"馬見の達人"、橋浜保子の記事です。著書に『競馬「ここ」に騙されるな』『競馬「ここ」に騙されるな 馬見ver』『競馬「ここ」に騙されるな 厩舎ver』(東邦出版)、『そうだったの… もっと読む
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2022年11月の記事一覧

尻の形~尻高(しりだか)

designed by Kenihi Okuno 橋浜保子です。 今回は、尻高(しりだか)について説明します。 尻高(しりだか)は、キ甲と尻の頂点を比較して、お尻の頂点が高いです。 若駒に多く見られますが、年齢とともに水平に近づいてきます。 お尻の位置が高くて大きい馬は、スピードに秀でていて強くなります。 特にダート馬に多く見られます。

尻の形~斜尻(しゃじり)

designed by Kenihi Okuno 橋浜保子です。 今回は、斜尻(しゃじり)について説明します。 斜尻は尾根がトモの頂点より低い位置にあり、横から見た時に斜め(45度に近い)のラインに見えるトモの形状を指します。 どちらかといえば腰が甘い馬に多く、成績もムラになる傾向があります。

尻の形~丸尻(まるじり)

designed by Kenihi Okuno 橋浜保子です。 今回は、丸尻(まるじり)について説明します。 尾根がトモの頂点よりも若干低く、角度は緩やか。全体的になだらかな丸みを帯びたラインをしています。 走る馬は、芝・ダートともこの形が多く、特に瞬発力に優れています。

尻の形~平尻(ひらじり)

designed by Kenihi Okuno 橋浜保子です。 尻の形は、大きく分けて4種類あります。 今回は、平尻(ひらじり)について説明します。 水平尻(すいへいじり)とも言います。 尾根がトモの頂点と同様の高さにあり、横から見た時に水平に見えるトモの形状を指します。 全体的には数が少なく、スピードタイプの馬に多い形です。