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競馬稼業はつらいよ

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赤木一騎による、重賞レース回顧&時事ネタコラムです。
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2021年2月の記事一覧

競馬稼業はつらいよ~馬券モンスターデータ分析ソフト

コンテンツ一覧はこちら 続き [調整項目] 1、目安距離適性  目安距離適性とは、パドック担当者の経験則をもとに、今回の距離やコースに対する適性評価。体型や歩様、走法によって判断される。   2、芝・ダート適性  特に未勝利戦で多くみられるが、芝からダート、ダートから芝に替わってきた馬の適性(体型、蹄・繋の形状、走法など)によって調整する。 3、前走の馬体・気配・上昇度  パドック担当者によって付与される項目。前走のパドックの馬体や脚元の状態から今走への上昇度

競馬稼業はつらいよ~卍指数=サイエンス指数➡IDM

サイエンス指数→IDM(能力・記憶指数)の説明  その2 IDM指数作成プログラムは、「IDM構成要素」を計算要素として一定の作成関数(プログラム)によって、点数が算出される仕組みとなっている。 「IDMの構成要素」 IDMの構成要素は、考案したサイエンス指数を計算する際の構成要素が基になっている。その後、JRDBスタッフが見直し、手を加え、現在のIDM構成要素が策定された。その後、スタッフの発案や競馬のルール変更により、随時修正している。 IDM計算式IDMとは、馬

競馬稼業はつらいよ~卍指数=IDMの説明

コンテンツ一覧はこちら IDM(インデックス・メモリー・能力指数) その1 赤木が平成6年頃、「競馬サイエンス」という競馬専門紙を創刊するに当たり、アメリカ競馬におけるスピード重視の理論を参考に、日本の競馬システムに適合するよう走破タイム、レースペース、馬場状態、出遅れ、不利、レース内容等の要素を考慮して、各レースにおける馬の能力を指数化して数字に表した。この指数を当時は「サイエンス指数」と名付けていた。これがIDM指数の原型である。 過去の走破タイムだけを単純に比較し

競馬稼業はつらいよ~卍指数=馬券モンスター(データ)の説明

コンテンツ一覧はこちら データ1. ━激走馬(げきそうば)━    JRDBの前日予想系指数の中で、最もポピュラーといえるファクターです。  過去の高配当レースを分析して得られた、激走するさまざまな要素を数値化、順位付けし、それぞれの激走条件にあった最適馬を選んだものです。 要するに、実力があるにも拘わらず、人気面では過小評価された馬(激走)を狙うというのが趣旨。 激印(☆)抽出の主ファクター 騎手、コース、枠順、出遅れ、不利、馬装具、馬体、気配、上昇度、脚質、距離適性