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「大関内デビル」の感想デビルII カム姐さんの卒業😈

関内デビルの店主(マスター)にして、「地獄の軍団」と呼ばれる我々を導く師(マスター)である大場英治師曰く「関内デビルとは、生きざまを見せる番組」なのである。

打ち合わせ数分、台本は最低限の紙ペライチという状況で、「芸能人としての顔」ではなく「素の人柄」を引き出す演出手法は、我々視聴者と演者の間にある垣根を低くして、身内みたいな雰囲気を醸し出す。

前置きが長くなった。
この3月で、番組立ち上げから「常連客」を6年務めた加村真美さん(カム姐さん)が番組を卒業される。

今回の「大関内デビル」は、最終収録を終え、最後の放送週の真ん中の開催という事で、必然的に「カム姐さんの卒業式」という「地獄の軍団」「マーミンラブ」を名乗る者としては、参加必須のイベントだった訳である。

で、すごく良かった!
オープニングアクトのツチヤカレンちゃんのミニライブから「カレンちゃんとシンゲンくん」をプチ再現しながら本編へ突入。

姐さん&マスターによる番組テーマソング「アクマデアクマ」フェイク歌唱(笑)

そして昨年好評を博した「鉄パイプのマミTHE FINAL」昨年の続編にして完結編。
前回のダイジェストのできも良く、文字通りの「寸劇」ながら「カムパンマン」の決め台詞やら、サービス満点の全員大熱演。カレンちゃんが案外ハマっていて面白かった。

そして「BFF」エビ中の「お姉さんチーム」がケツメイシ「さくら」を「妹チーム」が、いきものがかり「SAKURA」そして、エビ中全体でカム姐さんの好きな楽曲「春休みモラトリアム中学生」をサプライズで披露(事前にホッシーナがLINEでそれとなく聞き出すという抜かりなさ)
ファミリーの方々が思わず「ほぉっ!」と声をあげる位に「通な選曲」こういう所のセンスの良さも、姐さんの魅力。

歌唱に関しては、さすがエビ中で圧巻のパフォーマンス。中でも妹チームの成長ぶりが素晴らしい!
新加入の2人、特にガンバンダニの歌唱やダンスの能力がとても高く、花道、コクーン、スビエの3人がかなり刺激を受けていて、いい意味でバチバチ感が出ているのがとてもいい!エビ中運営のマネジメントの巧みさにも感心した。

更には姐さんが番組内のトークきっかけで練習し始めたギター演奏披露。これも番組きっかけで知り合い、いまや「盟友」とも言える関係のRihwaちゃんの名曲「春風」を、ここでRihwaちゃん本人がサプライズ登場し、姐さんの演奏で歌唱!
本人曰く「難しい楽曲」らしいけど、自身はギターは持たずに歌唱に徹した信頼関係の厚さに痺れる。

そして、BMKとエビ中のミニライブ。
両者とも、全力、熱演、圧巻のパフォーマンス!!本当に素晴らしかった。
ただ、音響が悪く音が割れる上にボリュームが大きいせいか歌声を掻き消すような場面があって残念だったな。師匠やDGPがしきりにイヤモニを気にするのも目についたし…

ライブの後は、「迷」場面の振り返りと番組に縁あるメンバーによるビデオレター。
DISH//の面々による、生真面目な匠海、ポンコツな大智、ツンデレな柊生、むちゃぶりの昌暉と、過去の番組の雰囲気そのままの「らしい」メッセージが楽しくて、また少し寂しくて良かった。

で、姐さん挨拶と「新常連客」中島来弥くん紹介。
若い男性レギュラー復活で、ある種の原点回帰?か。

ラストはマスターによる「カムのうた」とても沁みる…番組開始当初のtvkハウジングでの100人単位の規模の小さなフリーイベントで、前説でマスターがサビのコーラスを我々に指導して、本番でサビをみんなでサプライズ合唱、姐さんが感激して涙を流すって一幕があった事を思い出す。
今回、サビのコーラスはエビ中が務め、とてもよかったのだけれど、1000人単位の有料イベントにまで成長した番組のファン全員の合唱で送ってあげたかったなぁ…

全体的に、構成がシンプルで以前のイベントのように詰め込みすぎてゴチャついたりが無くて見やすかったし、なんといってもカム姐さんとエビ中、DISH//、Rihwaちゃん、そしてマスターとの人間関係の深さが活かされていて、6年間の集大成としてとても素晴らしい「卒業式」だったように思う。

声帯の調子が悪く声が出せない分、全力の更に上の魂のこもったパフォーマンスを魅せたホッシーナ。
別のイベントから大急ぎで駆けつけて全力歌唱したRihwaちゃん。
番組内でのバイト回数もまだ少ない上に、不思議な感覚の持ち主で感情をあまり表に出さないタイプなのにシメの一言で思わず号泣のコクーン。

全部が姐さんの人柄から来てるってのが伝わってきて、本当にいいイベントであり6年間だったね。

冒頭で関内デビルとは「生き様を見せる番組」と書いたが、上京して来たばかりの「笑顔の素敵なカムちゃん」が、思わぬハプニングや予期せぬ体制変更やコロナ禍の特別編成とか諸々の出来事を乗り越えて頼れる「姐さん」に成長するまでの「壮大な成長物語」だったように思う。バイトの交代によって番組的には現在シーズン2という形なのだけれど、個人的には「長くて楽しいシーズン1」が大団円を迎えたように思っている。

本当に6年間楽しかった!ありがとう加村真美さん。

余談ながら、tvkハウジングのイベントで娘が「ペンギン」をいただいたのだけれど、今回クジが当たって「リス」をゲットした。最初と最後のイベントで父娘で作品をいただく偶然と、当日Twitterでは絡ませていただいていたカムパパさんにご挨拶できたという偶然が、ちょっと因縁めいて面白いと思ったりした(笑)





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