大西亜玖璃さんから離れられない理由

はじめに

こちらの2件を読んでいることが前提となります。

2020年末の話

ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会のアニメ(通称アニガサキ)が放送されていた頃の話です。アニガサキは今までのラブライブ!とは異なり、キャラクター1人1人の紹介をしっかりやってくれて非常に満足度の高いものになっていました。しかしながらアニメのキャッチーさ(わかりやすさ)によって僕が好きだった桜坂しずくは存在しなくなっていました。桜坂しずくのソロ曲『やがてひとつの物語』では「演じてしまうことだって私らしさ」と歌っていたのに、アニメでは演じることで自分を隠していて、演じることをやめて自分をさらけ出し成長するというストーリーになっていました。そして『あなたの理想のヒロイン』にあったような先輩(主人公)のことが気になるけど上手く伝えられないみたいな設定もなくなり、中須かすみとセット売りされるキャラとなってしまいました。元々他のキャラには敬語だけど中須かすみにだけはタメ口みたいな設定はあったのですが、そうだとしても必要以上にくっつけてセット売りは違うだろと思います。
そんな愚痴はさておき、アニガサキソロ曲のCDが発売されてリリースイベントとして「エアお渡し会」が発表されました。上原歩夢役大西亜玖璃さんの回は現地とオンライン各2部の計4部でした。僕は昼の部現地10枚、残り各2枚の計16枚申し込み、積んでいない夜の部現地が当選しました。積んだ意味が全くない、いつものラブライブになってしまったなぁと思いました。ちなみに積んだ理由は、KMFの時は僕を含め積んだ人が狙い通り積んだ公演に当たっており、今回も見た目は同じフォームが使用されていたからです。やっぱり虹ヶ咲はKMFで終わったのだ。
「エアお渡し会」の内容はご想像の通りだと思いますが、演者と会話をするのがメインで、通常のお渡し会なら演者から特典を直接渡されるのですが、「エアお渡し会」では直接渡されず、現地ではトレイ経由、オンラインは郵送で特典を受け取る謎の会となっています。
上原歩夢役としての大西亜玖璃さんのお渡し会としては1stアルバムのリリース時(僕は当たらなかったので行ってない)と上海、そして開催されなかった台北とありましたが、おそらく今回が最後だろうと思うと何を話せば良いかわかりませんでした。
まず僕が考えたのは「もし台北のイベントが開催されていたら」でした。その時言おうと思ってたことは「前田佳織里いなくても来ましたよ」とかだったんじゃないかと思うんです。実際大西亜玖璃さんがどう思っているかは別として(そもそも何も思ってない可能性が高い)、前田佳織里さんがいなければ上海に来なかったんじゃないかと思われていた気がするし、僕自身も当時は大西亜玖璃さんだけだったらたぶん行かなかったと思うんです。だからこそ台北という異国の地でも「来ましたよ」と言って「実は好きなんですアピール」をした気がします。ただ今回のエアお渡し会は国内開催なので(交通費的には大差ないんですが)、そんな話をしても意味わからないだろうなと思って却下しました。
次に考えたのは「現地ならではのこと」でした。上海のお渡し会の時に思っていたのですが、上原歩夢役の大西亜玖璃さんは近くで見るとヘアピンがキラキラしてとても綺麗なんです。そういう輝きは画面越しでは伝わらないので、こうして現地で話ができて嬉しいみたいなことを言うのもありかなと思いました。
そんなことを考えていた頃に

このツイートが流れてきました。
これを見て1つ思いついたことがありました。
僕は前述の通り上原歩夢の「ねえ、幼稚園の時のこと、覚えてる?あ、覚えてないって顔してる」というセリフが好きです。だから覚えていないであろうことを聞いて「あ、覚えてないって顔してる」と言ってやろうと思ったんです。

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