【厩舎topic 10/31・11/1】過去の経験を活かすことができる組織(和田郎厩舎・矢作厩舎)

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「厩舎topic」と題して、週末のJRA開催を厩舎にフォーカスして振り返りをしていきたいと思います。よろしくお願いします。


今週の話題に行く前に牡馬三冠馬コントレイルの話を少し。
三冠最終戦の菊花賞には春にライバルだったサリオス(堀厩舎)が不在でした。最大のライバルが不在…、しかし、コントレイルの矢作厩舎&福永騎手は最後の最後まで慎重だったのではないかと筆者は推察していました。

時間を遡って2015年の牡馬クラシック。
矢作厩舎&福永騎手のチームはリアルスティールで牡馬三冠に挑んでいたことが思い出されます。

皐月賞…2着(優勝ドゥラメンテ・堀厩舎)
ダービー…4着(優勝ドゥラメンテ・堀厩舎)
そして菊花賞はドゥラメンテ不在。しかし、リアルスティールは2着でした。(優勝キタサンブラック)

矢作厩舎&福永騎手のチームはこういう経験も存分に活かしての2020年の牡馬三冠達成だったのではないかと筆者は感じています。改めて矢作厩舎&福永騎手、コントレイルの関係者のみなさま、おめでとうございます。


矢作厩舎&福永騎手チームのように過去の経験を活かすことができる組織は一口馬主的にも注目だと思います。また、上記ではわかりやすくするために規模の大きい事例を挙げていますが、中規模・小規模の事例も毎週競馬を見ていくと発見できると思います。一口馬主的には、むしろ、目立ちにくい中規模・小規模事例の発見のほうが優位性があるかもしれません。


さて。
今週の注目レースです。

11/1(日)
東京 国立特別(2勝クラス)優勝馬テルツェット(和田正一郎厩舎・生産ノーザンF)

(優勝馬の関係者のみなさま、今回の優勝、おめでとうございます!テルツェットはクラブ馬でもありますし、読者のなかには出資者さんもいらっしゃると思います。おめでとうございます!)


「チーム」ということで、テルツェットに関わる和田正一郎厩舎×ノーザンFのチームに注目したいと思います。

和田正一郎厩舎×ノーザンFチームでは過去にパルティトゥーラという馬がいました。そのパルティトゥーラの3勝目までを抜粋した戦績が以下です。(JRAホームページより引用しています。)

20201102‗パルティトゥーラ


そして、国立特別を優勝したテルツェットの戦績が以下です。(JRAホームページより引用しています。)

20201102‗テルツェット


テルツェットとパルティトゥーラは、当たり前ですが別馬ですのでそれぞれでの事情も異なると思います。しかしその戦績を並べてみると、パルティトゥーラの経験を活かして和田正一郎厩舎×ノーザンFチームが大事に大事にテルツェットを育んでいるように見えます

パルティトゥーラが3勝目を優勝したのが2017年9月です。それ以降、和田正一郎厩舎とノーザンFはそれぞれで経験値を増やして現在に至っています。特に和田正一郎厩舎は、2017年がまだ9年目でした。現在は間違いなく経験値もグッと増やし厩舎として厚みを増している時期に入っていると思います。

馬のことなのでどうなるかわからない部分もあるとは思いますが、テルツェットのチームを見る限りではパルティトゥーラを超える活躍は必至だろうと思いますし、ぜひそうなってほしいと思います。

ご存知だと思いますが、テルツェットはリアルスティールの近親ですね。リアルスティールでの経験を活かした(であろう)チーム(矢作厩舎&福永騎手)が輝き、リアルスティールの近親馬で別チーム(和田正一郎厩舎&ノーザンF)が輝く…というのは悪くないストーリーですよね♪


良い調教師(厩舎)とのご縁、みなさまの愛馬の成績向上、次世代産駒での良縁があることを願っています!

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