高木登厩舎2022-2023【一口馬主向け】調教師(厩舎)分析

【一口馬主向け】調教師(厩舎)分析に訪問してくださり誠にありがとうございます。
本分析レポート(2022-2023版)では、前年度版までの仕様をベースにしつつ各項目の深掘りをさらに行い改良を重ねております。これまで同様に、筆者自身も出資検討前に読み直したい内容として、より実践的になっていると自負しております。

なお、本分析レポートは有料記事としていますが、【2019-2020版】の一部厩舎をお試し版として無料公開版でご用意しております。構成については同じ作り方をしておりますので、有料版購読の前にお試し版をお読みくださると嬉しいです。

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ぜひ、みなさまの出資馬選びの参考書として活用していただきたいと思っています。
より多くのみなさまが、より良い一口馬主ライフを送れることを願っています。良い調教師(厩舎)とのご縁、みなさまの愛馬の成績向上、次世代産駒での良縁があることを願っています!

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【高木登厩舎2022-2023】

(ひとこと)
2020年に収得賞金をはじめとした指数や順位を下げた原因を、2021年7月記事(高木登厩舎2020-2021)で推測していますので、まずはそこから引用です。

収得賞金&①厩舎EIが突然2020年に(なぜ)下げてしまったのか?という部分ですが、菅原明騎手のデビューと関わりがありそうというのが筆者の推測です。2020年は菅原明騎手の2年目に当たる年です。実はバックアップしている所属騎手の2年目はけっこうな鬼門でして、矢作厩舎(坂井瑠星騎手)も藤原英厩舎(岩田望騎手)も所属騎手2年目時期に成績を落としています。矢作厩舎と藤原英厩舎の該当年(所属騎手が2年目に当たる年)が28馬房だったのですが、28馬房という大規模厩舎であっても所属騎手の2年目は鬼門であったと筆者は見ています。本題の高木厩舎は2020年が24馬房でしたので影響度はより大きかったのではないかと推測しています。矢作厩舎も藤原英厩舎も所属騎手の成長とともに厩舎成績を急回復していますので、菅原明騎手が明らかに成長を見せている高木厩舎のV字回復にも期待を持っています。

上記の筆者推測が合っていたのかどうかまではわかりませんが、2020年を底にして2021年・2022年でのV字回復を見せており、そこは結果オーライとして筆者も解釈をしています。
また、2022年の収得賞金(6.1億円)については、高木厩舎のキャリアのなかで最高額の記録でして「2020年を底にしつつV字回復からの2022年最高収得賞金を達成」という過程にあるのが今の高木厩舎なのだと思います。
この勢いもあってでしょうか、2023年ドバイワールドカップ優勝(ウシュバテソーロ)は記憶に新しいところですし、厩舎として脂が乗っている時期に入っているのかもしれません。私たち一口馬主としてもしっかり見ていきたい厩舎だと思います。

厩舎アーニング・インデックス

詳細解説の最初は、当noteの一番の売りと考えている厩舎アーニング・インデックスからです。一口馬主向けにカスタマイズした指数から厩舎の特徴を捉えていきたいと思います。
※各EI(アーニング・インデックス)は独自算出の数値で平均値が1.00です。用語説明はこちら
https://note.com/jra_trainer/n/nd2f94207f16d

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