【厩舎topic 1/9・10・11】未知なる魅力の新種牡馬産駒こそリアリティとのバランスが大事(音無厩舎)

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「厩舎topic」と題して週末のJRA開催を厩舎にフォーカスして振り返りをしていきたいと思います。よろしくお願いします。

では、いつも通りで注目したレースから見ていきます。

1/10(日)中京
シンザン記念(G3、芝千六)優勝馬ピクシーナイト(新種牡馬モーリス産駒・音無厩舎)

(優勝馬の関係者のみなさま、今回の優勝おめでとうございます!ピクシーナイトはクラブ馬です、出資者のみなさま、おめでとうございます!)

すでに各所で盛り上がっていましたが、今回のシンザン記念が新種牡馬モーリスの最初の重賞タイトルとなりました。
手前みそではありますが、ピクシーナイトは筆者の出資馬でもありますので今回はそのあたりも交えて論を進めていこうと思います。


新種牡馬産駒は未知なる魅力が大きいからでしょうか、クラブ馬の募集時期でもPOGの選馬の時期でも盛り上がることが多いと思います。さらに、社台スタリオンステーション所属の新種牡馬ともなると生産界側からのプロモーションもあってかさらに盛り上がります。(一口馬主仲間と新種牡馬の予想を語らうのはかなり楽しいですよね♪)

この新種牡馬産駒、筆者は「未知なる魅力の新種牡馬産駒こそリアリティとのバランス」が大事だと感じています。特に「リアリティ」の部分、「未知なる魅力で夢いっぱい」の新種牡馬だけに余計に「リアリティ」だと筆者は考えています。
リアリティは、現実・事実・本質などが日本語訳になると思いますが、今回の文脈で言いますと「実績」が一番しっくりくると思います。


新種牡馬産駒で言うと、種牡馬側が未知な分、リアリティ(実績)をどの要素に求めるかがポイントになると思っています。
例えば、母馬側の繁殖実績にリアリティ(実績)を求めるのは正攻法のひとつだと思います。

さらに当noteは【一口馬主向け】調教師(厩舎)分析と銘打っていますので、リアリティ(実績)を厩舎側に求めることを筆者からは提案したいです。

今回取り上げたピクシーナイト、音無厩舎の新種牡馬産駒実績と言えば…
・コントレイルが三冠達成した菊花賞で最後まで食い下がり印象に残る素晴らしいパフォーマンスを見せたアリストテレス(エピファネイアの初年度産駒)。
・ダンビュライト(ルーラーシップ初年度産駒)は、重賞2勝や皐月賞(3着)・ダービー(6着)・菊花賞(5着)などの実績多数。
・少しマニアックかもしれませんが、天皇賞(秋)・マイルCS優勝のカンパニーもミラクルアドマイヤの初年度産駒です。

新種牡馬とは異なりますが、新種牡馬同様にデータが少ないカテゴリーということで外国産馬モズスーパーフレアでの実績も加味しても良いと思います。

このように音無厩舎×新種牡馬産駒のリアリティ(実績)は高実績だと思います。特に、馬タイプとして先行して卒ないレース運びをできそうな馬だとさらに信頼度が増す印象です。
今後も音無厩舎×新種牡馬産駒の募集馬は狙って面白いと思います。ただ注意したい点もあります。残念ながら定年時期(2025年2月)が迫っていまして3歳春クラシックを考えると2021年産がラスト世代の予定です。残り少ない世代から、またもや音無厩舎×新種牡馬産駒での代表産駒が出現するのか楽しみです。

(あくまでも筆者の個人的な想像ではありますが)ちょうど2021年産が初年度産駒になるレイデオロ産駒あたりは音無厩舎とマッチしそうなイメージが湧いてきます。(さきほど触れました「先行して卒ないレース運びをできそうなタイプの馬」という意味で)
そのあたりはこちらもお読みいただければ幸いです。


今回はここまでです。最後まで読んでくださりありがとうございました!
良い調教師(厩舎)とのご縁、みなさまの愛馬の成績向上、次世代産駒での良縁があることを願っています!

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