【厩舎topic 8/29・30】池添学厩舎クラブ馬がリステッド&オープンを優勝!

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「厩舎topic」と題して、週末のJRA開催を厩舎にフォーカスして振り返りをしていきたいと思います。今週もよろしくお願いします。

今回フォーカスするのは池添学厩舎です。
お題は「池添学厩舎クラブ馬がリステッド&オープンを優勝!」です。

早速、対象のレースを見てみましょう。

8/30(日)
新潟10R 朱鷺ステークス(L)優勝馬カテドラル(池添学厩舎・キャロット)
小倉11R 小倉日経OP(OP)優勝馬サラキア(池添学厩舎・シルク)

まず、優勝馬2頭はクラブ馬ということで出資者・関係者のみなさま、今回の優勝、おめでとうございます!

さて。
池添学厩舎がリステッド&オープンを優勝しました。池添学厩舎のことは過去にも記事にしていますので今回は新たな視点での話題です。

①まずは池添学厩舎の年間収得賞金についてです。
クラブ馬への出資は回収的な側面も重要で、稼ぐことができる厩舎は大事だと思います。
そこで池添学厩舎の収得賞金の変遷です。

2015年 2.5億円(開業初年度)
2016年 3.5億円
2017年 4.1億円
2018年 4.4億円
2019年 6.0億円
2020年 5.1億円※8/30まで

見ていただいてわかるように毎年上乗せを継続しています。所謂「踊り場」がなくて、右肩上がりを継続しています。競馬は限られたパイの奪い合いでもあるので池添学厩舎のように右肩上がり継続はかなり難しいと思います。また、昨年2019年の「6.0億円」はかなりの高額収得賞金です。2020年も残り期間を考えると6.0億円を超えるのはほぼ確実でしょうし、今年も右肩上がり継続の期待がかかります。年間収得賞金6.0億円以上の厩舎は限られた上位厩舎のみですし、改めて池添学厩舎の稼ぐ力を評価したいと感じます


②血統的なヒントを追加、デインヒル持ち?
今回取り上げた優勝馬カテドラルとサラキアはデインヒルを内包しているという共通点があります。
以前に筆者は、池添学厩舎預託予定馬への出資検討の際に「血統面ではノーザンテースト持ちに注目」と書きました。今もこの考え方には変わりはないですが、カテドラルとサラキアを見て「デインヒル持ちも追加で注目したい」と考えています。
もちろん、こういう予想はハズれることもありますし、そもそも対象になる募集馬がいないこともありえます。とはいえすでに結果がでているサンプルがあるので頭の片隅で覚えておいても損はないと思います。

引き続き秋季開催も池添学厩舎には注目していきたいと思います。


※池添学厩舎はクラブ馬の預託が多いこともあってさまざまな声がオンライン・オフライン問わず筆者も聞くことがあります。賛否両論あることも承知しておりますが、筆者は数値的な定量評価の観点から前向きな評価をすることが多く過去にも記事にしています。過去記事は下部にリンクを貼りますのでぜひ読んでみてください。


各クラブから続々と募集馬リストが公開され多くの一口馬主にとって重要な時期に入ってきていると思います。良い調教師(厩舎)とのご縁、みなさまの愛馬の成績向上、次世代産駒での良縁があることを願っています!


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