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【第21回】最終結論

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■「【第1回】2021日本ダービーサインナンバー46」を先に読んでください
(そうしないとこの記事の意味がまったく分かりません)



最終結論の前に保留になっていたヨーホーレイクの評価を決定します。

【8番】ヨーホーレイク
落選

前日最終オッズで6人気を得れば最終選考に残れましたがJRAの下した答えはこうでした。

【日本ダービー前日最終発表】
6人気 ディープモンスター(18.6倍)
7人気 ヨーホーレイク(23.1倍)

武豊を奪われた相手に席を取られてしまっています。
やはりこの馬は武豊あってこそ。
残念ながら落選です。

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ではいよいよ最終選考です。

実は答えを最初に置いておきました。
【第2回】ヨーホーレイクのサインにこう書きました。

ディープもオルフェも規格外の馬でしたから、少しくらいのアクシデントは撥ね除けるという確信がJRAにはあったのだろうと思います。
普通はここまでのナンバーは与えられません。
とはいえ、数字を順番に付与しますから、毎年【311】や【911】というゼッケンは必ずどこかの馬につきます。
しかし大抵は弱く、クラシック戦線に乗ってくることはありません。
逆にいうと、そういうゼッケンを背負ってクラシックを走る馬は有力馬であるということになります。

つまりこういうことです。

最初からサインナンバーを背負っていた馬が
着実なステップを踏んで
ダービーに出走してきたら
大本命

今回は3頭います。
この中から第88代日本ダービー馬が誕生するとみます。

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エフフォーリア
名前がサインナンバー

順調すぎるほど順調ですね。
4戦4勝無敗で皐月賞制覇。
前日最終オッズは単勝1.8倍の堂々1人気。
馬券的には面白くありませんが、やはりこの馬は外せません。

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グレートマジシャン
通常調教ゼッケンがサインナンバー

【第17回】でお話ししたとおり、この馬は順調には来ていません。
したがって消しの一手だったのですが……
JRAが最終的に与えた【13】というレースゼッケンにより蘇りました。

グレートマジシャン
通常調教ゼッケン【416】
 +
ダービー馬番【13】
 ↓
【311+146】

【416】を補強する数字が【13】です。
これを直前に付与してきたということは、力を出せる状態にあるという証です。
戴冠の可能性ありと判断します。

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さて、この2頭のどちらを上にみるか?
決断の時がきました。

上位 グレートマジシャン
下位 エフフォーリア

このように評価を下します。
理由はダービー出走にあたっての【ナンバーの確認】です。

エフフォーリアは名前の他にサインナンバーを示していません。
調教ゼッケン・レース馬番・レース着順・レース人気。
すべてサインナンバーを避けています。
強いのは百も承知ですが、この馬は2着までと読みます。

対するグレートマジシャン。
前述のとおり【最後に与えられた数字=13】でサインナンバーを補強しています。
これが決め手となりました。
グレートマジシャンを上位とします。

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さて、隠しておいた3頭目の馬を発表します。
この馬が私の本命です。

サトノレイナス
ダービーに出走してくるだけで本命視できる特別な馬

この馬は特別です。
勝ち負けできなければ出走そのものがありません。
出走してきただけで本命を打たなければならない今年だけのスペシャルホースなのです。

牝馬によるダービー制覇
1937年 ヒサトモ
1943年 クリフジ
2007年 ウオッカ

数を数えればJRAの言いたいことが分かります。

ヒサトモからクリフジ
【6年】

クリフジからウオッカ
【64年】

そしてウオッカからサトノレイナス
【14年】

【6】【64】【14】
 ↓
【146】

今年、ダービーに挑戦する牝馬がいれば、それは最初から【146】を与えられた馬なのです。

そしてサトノレイナスが来ました。

クリストフ・ルメール【34】という最後のピースをはめることでサインナンバーを確定させて。

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サトノレイナス
G1調教ゼッケン 阪神JF【6】
G1調教ゼッケン 桜花賞【11】
G1調教ゼッケン ダービー【6】
C.ルメールサインナンバー【34】
 ↓
【311+146】

国枝栄厩舎にこの馬がいることも、今年のダービー制覇に向けた仕込みです。

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国枝栄
【4】月【14】日生まれ
【66】歳
 ↓
【146】

今年しか使えない【146】です。

国枝栄厩舎
アーモンドアイ
2020年(昨年)末
引退時通常調教ゼッケン【164】

最強牝馬アーモンドアイは国枝栄厩舎。
昨年末に現役を退きました。
ゼッケンナンバーが【164】。
このとき同じ厩舎にサトノレイナスはいました。
その彼女がウオッカ以来の牝馬ダービー馬になれば【146】の完成です。

デビュー戦についても触れておきましょう。

【2020/06/07 東京5R 新馬戦】(9頭)
1着【4番】サトノレイナス
9着【1番】モンキーポッド
8着【6番】ステディシュシュ
 ↓
【146】

リザルトの最初と最後は繋がっていますから【146】です。

【2020/06/07 東京5R 新馬戦】
1着 サトノレイナス【C.ルメール】
2着 ジュラメント【藤田菜七子】
 ↓
ルメールのサインナンバー【34】
藤田菜七子のサインナンバー【1164】
 ↓
(311+146】

藤田菜七子の騎手免許番号は【1164】です。
【146の女性ジョッキー】を従えてのデビューというのは非常にいいと思います。

騎手免許番号はここで確認できます。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓


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最終結論

第88代日本ダービー馬にサトノレイナスを指名します

戴冠の可能性がある3頭の序列はこうなります。

◎サトノレイナス(5.5倍  / 2人気)
○グレートマジシャン(14.6倍  / 5人気)
★エフフォーリア(1.8倍  / 1人気)

私の本命はサトノレイナスです。
これは揺るぎません。
ですがレースは生き物。
展開や有利不利によって結果は変ります。
レイナスは後方からの競馬をするでしょう。
届かないときは○か★が先着することも充分ありうると思います。
身も蓋もありませんが、それが競馬です。

あたなはあなたのダービー馬をみつけて勝負してください。

長い解読に最後までおつきあいくださり感謝します。
ありがとうございました。
良いダービーを。

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