ネオユニヴァースの正体
2003年は馬単・3連複馬券発売初年度
正体シリーズ第6弾。
前回は、馬連馬券発売初年度に誕生したミホノブルボンの正体について述べたが、今回は馬単・3連複馬券発売初年度に誕生したネオユニヴァースの正体について述べたい。
これも著書『ディープインパクト誕生の裏に隠されたシナリオ』に書いた内容。
馬連馬券発売初年度にはミホノブルボンが2冠となったことから、馬単・3連複発売初年度にはネオユニヴァースが2冠になるのも必然。
ミホノブルボンの再現性
では、ネオユニヴァースがミホノブルボンをどう再現したか説明しよう。
以下、1992年と2003年の皐月賞の馬柱を見て頂きたい。
1992年は2枠ミホノブルボン、3枠ナリタタイセイで枠連2-3。
同様に2003年も2枠ネオユニヴァース、3枠サクラプレジデントで枠連2-3。
馬番がズレているのもミソであろう。
なぜなら、再現性は全く同じ事をしないから。
1番人気 ミホノブルボン スプリングS1着
1番人気 ネオユニヴァース スプリングS1着
この年はスプリングS1着馬が1番人気に設定された年度という点も同じ。
こうして、皐月賞は1992年を再現したのだ。
日本ダービーは◎ネオユニヴァースの2冠だ!
次に日本ダービー。
皐月賞もミホノブルボンと同じ枠に入ったが、日本ダービーでも同じ7枠に配置される。
これを見た瞬間、『ネオユニヴァースは絶対勝つ!』と確信。
そして、相手は青葉賞馬ゼンノロブロイの1点予想だったが、例の事件により、コスモインペリアルを買う羽目に。(笑)
この事件については、既に書いた【懐かし話】2003年東京優駿の記事を参照して欲しい。
私の考えはこうだった。
ミホノブルボンが勝利した枠に注目。
7枠13番 ライスシャワー 2着
7枠14番 ゴールデンデウス 青葉賞馬
7枠15番 ミホノブルボン 1着
7-7のゾロ目だったが、同枠に青葉賞馬ゴールデンゼウスが配置されていること。
つまり、枠で考えれば、ミホノブルボンの連れてきた相手(枠)は青葉賞馬の枠ということだ。
これがあったので、ネオユニヴァースが連れてくる相手は、青葉賞馬ゼンノロブロイであると結論づけたのである。
こうして、ネオユニヴァースはミホノブルボンを完全再現したのだ。
菊花賞は◎ザッツザプレンティが鉄板の覇者
次に、菊花賞。
2003年の菊花賞の際、『覇者は4枠から出るはず』と周りに豪語していた。
その理由は、1992年の皐月賞と日本ダービーの覇者枠が2003年の覇者枠となっていたから。
■1992年 馬連馬券発売初年度
皐月賞 2枠ミホノブルボン 1着
日本ダービー 7枠ミホノブルボン 1着
菊花賞 4枠ライスシャワー 1着
■2003年 馬単・3連複馬券発馬初年度
皐月賞 2枠ネオユニヴァース 1着
日本ダービー 7枠ネオユニヴァース 1着
菊花賞 4枠ザッツザプレンティ 1着
これがJRA競馬オペレーション。
なぜ、ネオユニヴァースは3着だったのか?
これは著書でも述べたが、ミホノブルボンは馬連馬券のシステムを証明するために、菊花賞は2着に敗れた。
これにより、ミホノブルボンから馬連馬券を購入した人は馬券が的中することを証明。
2003年は馬単・3連複馬券発売初年度なので、ネオユニヴァースは3連複馬券のシステムを証明するために、菊花賞は3着に敗れるのである。
これにより、ネオユニヴァースから3連複馬券を購入した人は馬券が的中することを証明したのである。
仮に、馬単のシステムを証明するなら、ネオユニヴァースはライスシャワーと同じ4枠に入れてきたはず。
4枠に入らなかった時点で、ネオユニヴァースの与えられる着順は3着しかないのだ。
また、日本ダービー馬が宝塚記念に出走した時点で、菊花賞の連対など100%ないのである。
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