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サービス企画の進め方②

~サービス案を磨き上げる~

今回やること

前回取り上げたサービス案

Who:スマホでリモートMTGに参加する社員
What:簡単に使える、モバイル回線でも安定して利用できるブラウザベースのリモートMTGサービス
When:モバイル回線を使うとき(外出先)
Where:外出先近くのカフェなど
How:インストール不要のブラウザアプリ
Why:簡単に使えて、モバイル回線でも安定して利用できるサービスはニーズがある

これを、サービス企画の目標と照らし合わせて磨き上げていきます。

サービス企画の目標とは?

シンプルにいうと

a)実現したサービスを
b)お客さんに使ってもらい
c)儲けること

となります。ちょっとシンプルすぎますかね。

サービス案は目標に合致しているのか?

具体的な質問に言い換えると

(a)サービスは実現可能か? → 自社の戦力(技術力、営業力、リソースなど)は十分か?
(b)お客さんに使ってもらえるのか? → 競合は誰で競合と比べて選ばれるか?
(c)儲かるか? → ニーズはあるか?ボリュームがあるか?

となります。

いわゆる3C分析なのですが、それぞれのCのつながり、目標との対応を意識して分析を進めましょう。

(a) Company(自社)
(b) Competitor(競合)
(c) Customer(市場・顧客)

実際にサービス案に対して3C分析を行うとこんな感じです。

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※実際に競合比較までやってみるとわかりますが、Zoomは強敵なのでここに打って出るのは厳しいです。

目標に合致していれば次のステップへ

分析した結果が目標に合致していれば、次のステップに進めて良いといえます。
一方で、イマイチな結果が得られることもあります。そのまま進めても失敗する可能性が高いので、納得できるまでサービス案を練り直しましょう。
分析と練り直しを繰り返し行うことで、企画が磨かれて成功の可能性が高まります。

時間はかかりますが、作業計画を立てて3C分析を必ず実施しましょう。

(つぶやき)どうやってもイマイチのままなら、勇気を持って一旦立ち止まることも。。時間と労力をかけて使われないサービス作り、損失を生むことを避けなければなりません。

次回、サービス定義としては最後の工程、施策一覧のまとめです。

今回のまとめ

・サービス企画の目標は、実現したサービスをお客さんに使ってもらい儲けること
・3C分析は必ず実施して、サービス案が目標に合致していれば次に進もう

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