FT8移動運用のために用意したもの・欲しいもの

※ この記事は随時更新しています。

無事に開局し、POTAアクティベータ運用も開始しました。ここでは移動運用するために準備したもの、実際に運用後に欲しくなったものをピックアップしていきます。表題の通り、運用モードはFT8を想定しています。


無線機器

リグ

メインのKX3は米Elecraft社で50W制限ファームウェアへの更新中のため、この記事の執筆時点で手元にあるのはKX2 (とTH-D75) です。

アンテナ・カウンターポイズ

ElecraftのAX1と第一電波のRHM8B、AlexLoopアンテナがあります。この他、いま流行りの釣竿直接給電アンテナを試したいと考えています。

カウンターポイズはAX1に付属してきたものの他、CQオームで発売されているものをいくつか購入しました。

unun

ロングワイヤーアンテナをATUで使うために、9:1のununを用意しています。当初は自作を考えていましたが、ラジオパーツジャパンで売られていたCG Antennaの9:1ポケットバランBL-09を購入しました。

三脚・基台

アンテナをマウントするための三脚と基台も用意しました。BNCコネクタにの取り付けられる1/4インチネジ対応の基台として、AX1と同時にAXT1アダプタを購入していました。

このアダプタはカウンターポイズを取り付けるためのネジ穴が切ってありますが、#4-40インチネジですのでご注意を。ヤード・ポンド法滅ぶべし。

なお、現行品は私が持っているものとは少々形状が異なるようです。


PC

Mac

普段から使っているMacBook AirにWSJT-XとRUMlogNGをインストールしています。

インタフェース

小型軽量なDigirig Mobileとケーブル一式を個人輸入しました。

KXシリーズで利用できるのは、標準のロジックレベル版ではなくRS232版です。誤ってロジックレベル版を注文してしまいましたが、届いたのはRS232版でした。もしかしたらですが、同時に発注したケーブルを見て正しい方を入れてくれたのかも知れません。

ケーブルはDigirigにKXシリーズ専用のものが販売されていたので、それを購入しました。配置の自由度が高くなりそうなカールコードのタイプを選択しましたが、短いタイプのケーブルの方が机の上がすっきりしてよかったかも知れません。

GPSレシーバ

PPS出力に対応したGPSレシーバを接続したRaspberry Pi Zero 2 WをMacにOTG接続し、オフラインでも精度よく時刻合わせできるようにしました。

冷却ファン

日向で運用すると熱で出力が制限されたり周波数がドリフトしたりします。これを防ぐためにUSB接続の冷却ファンを購入しました。終段Trが接続されているあたりを中心に冷却することで、安心かつ安定して運用できます。

モバイルバッテリー

KX2専用の内蔵リチウムイオンバッテリーだけでは心許ないので、Jackeryのモバイルバッテリーを用意しています。バイクでの移動運用時は小型の240 New、車の場合は1000 Plusと100Wのソーラーパネルで対応する予定です。

上記以外に、冷却ファンなどの小物を動作させるためのモバイルバッテリーも携行しています。

セミハードケース

移動中のリグを外部から保護し、その他の小物類がバラバラにならないようセミハードケースを購入しました。KX3の持ち運ぶには少々小さいかも知れませんが、KX2にはピッタシのサイズ感です。

KX3とKXPA100を持って移動運用する時は、また別のセミハードケースを物色する必要があるかも分かりません。


ウェア類

帽子

バイクでの移動運用時、ヘルメットで乱れた髪を隠すためのワークキャップを被りましたが、うなじを日焼けしました。キャップではなく、つばの広い屋外活動用のハットを持って行った方がよいです。うなじを保護するスクリーンも取り付けています。

バックパック

車中から運用するなら特に必要なさそうですが、POTAだと駐車場からよりロケーションのよい場所に移動して運用することが多いです。リグその他一式を運搬するには大きめのバッグが必要ですが、ハイキングコースの先の展望台へ移動することも視野に入れて、専用のバックパック購入しました。

Jackery 240モバイルバッテリーを入れなれば、下記の物品を納められます。

  • リグ その他小物類 (セミハードシェル)

  • アンテナ

    • AlexLoop

    • RHM8B

    • 釣竿直接給電アンテナ

  • ノートPC

  • 三脚

  • ケーブル類、カウンターポイズ

  • モバイルバッテリー (20,000mAh)

  • ペットボトル、行動食

トレッキングシューズ

ちょっとした登山道や荒れたハイキングコースを登り下りする時、普通のスニーカーでは不安がありますが、トレッキングシューズがあれば安心です。

当然、靴下も厚手のものを用意しています。

ウェア

真夏でもバイクに乗るので、機能性のアンダーは結構所持していました。移動運用時にはミレーのメッシュタイプのアンダーの上に速乾タイプのTシャツ、モンベルの薄手のパンツを履いています。


次は用意したいもの

日焼け止め

帽子で首から上の日焼けは防げますが、半袖で運用すると両腕を日焼けします。日焼止めは必須です。ロードバイクに乗る時のために購入したのがあるので、次はこれを塗ってみます。

サンダル

運用時までトレッキングシューズを履く必然性はないので、旅行用のサンダルを持って行こうか考え中です。


欲しいもの

実際に運用してみると、欲しいものが増えてきますね。備忘(?)のために記録しておきます。

Starlink

スマホが圏外でもインターネットに接続できるStarlinkがあると便利そうですが、これ以上荷物が増えるのは考えものです。


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