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童謡、赤とんぼ

夕焼け小焼けの赤とんぼ
負われて見たのはいつの日か

この歌が歌えるだけであなたは1オクターブ半の声の持ち主なんです。
普通の歌謡曲もほぼ1オクターブ半しか使われてません、
童謡の赤とんぼは歌えても歌謡曲は声が出なくて歌えないと言う人が結構多いのです、

童謡の場合は母音の出し方が上手くいって言葉を母音で繋いでいくので息の使い方がスムースになります、呼吸をしながら歌を歌うことが出来ます。

引き換え、歌謡曲は日本語をしっかり歌おうとして言葉は言えますがフレーズにならないのです、
童謡と同じように母音で繋ぐ歌い方にすると上手く行きます。
歌謡曲を歌う人の失敗は言葉の頭の子音が強過ぎるのが失敗の原因です。
私はダラダラと歌いましょうと提案しています。

「夕焼け小焼けの」の短い間になんと1オクターブ半の声を出しているのです、
夕焼けのユー(G)は最低音、小焼けののケー(C)は最高音なんです。
この歌い方をマスターするといろんな歌に利用出来ます。

シャクリという技術です、小焼けの「こ(ミ)ーや(ソ)ーけ(ソ)ーえ(ドラ)ーの(ソ)」
ソドラソーという具合に小焼けの「け」を最初から決めないで「け」は小焼けの「や」と同じ音のソの音を出してから母音の「え」音で高いドに瞬間的にずり上げていきます。
まるでギターのチョーキング、スチールギター、トロンボーンのスライド奏法を歌の中で使います、
これを「シャクリ」と言います。

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