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よもやま話

1年半連れ添った傘、強風に煽られて、昨日折れてしまった。
少し早く着いた待合せのとき、襲われたゲリラ豪雨に辟易しながら飛び込んだセブイレで買った、ちょっといいやつ。
玄関を開けてふと気づく、寂しい傘立て。
あの人の香りがよぎった。
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雹が降り霙が降りでは飽き足らず、ついに今年も雪が積もった。
名残り秋の紅葉に、彩られる雪。
完全防寒の自分を顧みて恥ずかしい。
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異国がやっと母国になるころに現れる人攫い。
いつまでも異邦人を強いられる境遇を、改めて知る。
ジプシーダンスでも覚えようか。
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そんな徒然。

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