サッカー観戦で埼玉高速鉄道のSR一日乗車券を使った話


埼玉スタジアムに行く最に土日祝の試合で赤羽岩淵駅から埼玉スタジアム最寄り駅の浦和美園駅まで往復するサポーターにとってはお得な切符であるSR一日乗車券

赤羽岩淵駅から浦和美園駅までは片道480円で往復で960円しますが、それが580円になるので380円お得です。

よく埼玉"高額"鉄道何て言われるのですが…
一応救済手段があるだけ良心的な鉄道会社です

その埼玉高速鉄道線は東京メトロの南北線と直通しているのですが、赤羽岩淵駅が境目になっています。
しかし、赤羽岩淵駅は東京メトロ管轄でそこの券売機では買えません。
そのために埼玉高速鉄道の浦和美園駅で駅員に告げて、SR一日乗車券を購入することを告げれば、乗った直通先の駅から赤羽岩淵駅までの精算をしてくれます。

そして改札の外にある自動券売機でSR一日乗車券を現金で購入すれば大丈夫です。(カード型のSuicaなどのICカードが使えたかは調べてないので不明、モバイルSuicaやモバイルPASMO、モバイルICOCAはおそらく券売機の構造上おそらく不可、クレジットカードは埼玉高速鉄道では非対応なので不可です)

筆者は念のために処理してくれた駅員に見せておきましたが

というわけでこのお得な切符なのですが、以上はネット探せば多分沢山出てきます

ぶっちゃけ以下の注意点だけ読んでくれればいいかなと思います。

1.浦和美園駅では駅員による処理しかできない

浦和美園駅でサポーターでごった返していても駅員のいる改札口に行って申告する必要があります。
だからICカードや切符で降りるサポーターと比べて降りる手間ができます。
一応、私のときも数人いましたから数分の順番待ちがありました

2.スタジアムから帰り道の手間もある

そして、盲点だったことがもう一つありました。それは直通先で降りるときです。
降りる時にSR一日乗車券を見せて「赤羽岩淵駅からの精算をお願いします」と言ったのですが、その直通先の駅員が埼玉高速鉄道の一日乗車券を理解していない可能性があります。それはそうですよね、南北線に乗り入れてるから東京メトロはもちろん、それに直通している路線はJR東日本や小田急線、相鉄などたくさんあります。
実際に駅員二人のうち、一人はよく分かっておらず、もう一人の駅員は赤羽岩淵駅から乗った扱いになるとすぐ理解してくれました。
そして降りる時に無事に清算はできました。その時にモバイルのICカードをかざしたのですが、後から見たら多く引かれている気がしたので、調べたら、定期区間は考慮されてなかったようです。これは想定外
そういえば駅員も「赤羽岩淵駅から当駅まで○○円ですね」と言ってたので、駅員が入力した金額(マルスで調べていたようでおそらく最安値が表示されるのだと思います)を引き落とすシステムになっていたようです。埼玉高速鉄道の浦和美園駅の駅員からは「乗った駅から赤羽岩淵駅までの乗車扱いで処理しますね」と言われたので、それと同じ感覚でいました。
これがちょっとした失敗でした
モバイルのICカード履歴には精算でその駅で降りたという記録しかなかったです。
次からはモバイル定期券を見せながら定期区間を除いてもらうか定期エリアに入った瞬間か赤羽岩淵駅で一度降りるのが確実に"最安"になるかと思いますが駅員に手間取らせるのも何なんで赤羽岩淵駅を管轄する東京メトロ管内で一度精算が無難かなと思います

あと乗り鉄みたいな人で希にいそうですが、メトロからJRで降りる人で東京近郊区間から外れる駅で降りる人、JR東海の駅などJR境界を跨ぐ人は別の注意が必要です。浦和美園駅からの改札に入ってからそれらの駅に行くことは一応は可能ですが、東京近郊区間(どのルートでも最安値で精算する区間)を外れたら精算の兼ね合い上、乗ったルートを聞かれますし、JR東日本とJR東海の境界を跨いだICカード採算はできませんし、青春18切符を別に持っていたとしても必ず通る東京メトロエリアの精算がJR駅でできる保証はないです(少なくとも筆者は試していない)
あと降りる駅がもし無人駅だったらどうやって乗り越し精算するんでしょうね?(個人的に気になる点)
これをやるなら窓口でルートを記したうえで、事前に切符を発券してもらうのが無難でしょう

今回はお試し、実験感覚で乗って、その経験談を書きました

正規のやり方で安くできるところは安くしたい(もちろん、不正乗車はNG)のとできればこれを見てくれた方々が同じような失敗を犯さないようになってくれれば幸いです。

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