新型コロナウィルス感染防止について

こんにちは、来日19年目のヒロミです。

60年一度の 庚子年と言われている2020年は年のはじめから中国武漢から新型コロナウィルスの感染が始まり、1月末から新型コロナウィルスの拡大を心配し、周りの友達に注意を伝えてましたが、「新型コロナウィルスはインフルエンザと同じでしょう?」「若い人は死なないでしょう?」とか軽く思ってた人は少なかったが、今となって、世界中で感染拡大しており、日本も本日4月4日に初めて東京で感染人数が1日3桁にのぼり、全国において感染者数が3,000人以上となったから、やっと周りの人々の意識も変わりつつであります。アメリカ、ヨーロッパと比べ、日本はまだ緊急事態宣言ができないと安倍首相が言っていますが、これ以上感染が広がらないように、一番大事なのは我々一人ひとりの行動が積み重なって結果が変わります。

日中の仕事をしている私は1月から中国のコロナの状況を注目してきてます。4月4日、日本時間19:00に在仏中国大使館が上海復旦大学付属華山医院感染課主任、新型コロナウィルス上海医療チームリーダー張文広教授とウェブ繋ぎ、感染防止策の質問応答についてライブ配信をしてました。張文広教授は1月から新型コロナウィルスの最前線で戦って来ました。外来人口一番多い上海では2ヶ月で新しい感染ゼロという数字を出しました。そこで、1月から新しい感染をゼロにした中国の新型コロナに対応してきた感染防止策を伝えしたいと思います。少しでも日本の皆さんの役に立てればと思います。

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今回のライブ配信では大きく3つの内容をまとめます。

1,感染率と死亡率

まず、重症になる人の大勢は皆さんのご存知の通り、年配の方です。中国のデータによると80%は60歳以上の方が重症になるとの数字が出てますが、60歳以下の人の死亡率は低いとはいえ、ゼロではありません。では、なぜ若者の死亡率が低いと言っているのに、欧米では亡くなられている人の中で若い方に集中していますか?それは若い方の感染者率が年配の方より多いからです。欧米の外出自粛の要請出た後に、年配の方の外出はほとんどいなかったです。ですが、若者の感染&死亡率が低いからとの意識の低さによる団体の集まり、飲み会の参加が多かったからです。若者の感染率が上がれば、もちろん死亡率もその分上がります。なので、集団集まりはほんとに危険です。年齢関係なく、感染または重症になる可能性ほんとに大きいなのです。

2,感染時の対策また外出時の感染防止策

日本では重症者から治療し、軽症の方は自宅療養の措置を取っています。日本の医療システム崩壊を防ぐために、そのやり方は個人的にはいいと思います。確かに軽症の方は家での自宅療養による治るケースもあります。軽症ですと、今の日本だと検査してくれないので、また検査できるまでいろんな病院を周り、1週間くらいかかってやっと検査できる病院が見つかる方もいます。自宅療養の場合、ひたすら寝ることをおすすめしてる日本の専門家がいます。ではどういう症状が出た時に病院行かなくちゃいけないのか?熱が続いたり、咳が止まらないことは決して重症ではありません。少し動いたら、疲れる、息が切れると感じた時には肺に異様が出てきたとのことです。その時は必ず再度病院に行くようにしてください。(ここで言ってるのはあくまでも自宅療養と要請された場合の話なので、軽症だからと言って、入院できるのであれば、治療を受けましょう。)

また、外出自粛とはいえ、完全に家にいること不可能なので、外出時に何を注意しなければならないか?まず、マスクは必須です。また、一番気をつけないといけないのはエレベーターと携帯です。自分が無事でも、お隣さんの状況がわからないので、外出時にエレベータを押す際に、必ずティッシュもしくは爪楊枝などで押して、そのまま捨てるようにしてください。帰宅の際にも必ず携帯を消毒ウェットティッシュで拭き取る、手洗いをします。

人と人の間の安全距離は1.5メートル以上、ただし、人間の唾液の飛ばす距離は6メートルも観測されているので、1.5メートルはあくまでも普通の声で話す時の安全距離であります。

これらのことを徹底的にやれば感染ほぼゼロに近い数字を出すことが可能です。また、家にいる子供へ移す率も下がります。

宅急便を受ける際に、荷物の酒毒は必要ですか?答えは必須ではありません。中国はフードデリバリー及びEC市場規模は世界一と言われてるくらい数が多いです。外出禁止している中、さらに、その需要が増えていました。その状況の中でも宅急便による感染例は今の所ありませんとのことです。なので、荷物を受けた後に、ダンボールなどを捨てて、すぐに手洗いを行えば、感染することは考えにくいとのことです。

3,感染防止時の食事はどう取ったらいいですか?

免疫力を上げれば感染しにくいとよく言われてます。御飯をたくさん食べてくださいとの話もありますが、一番有効な食事は炭水化物ではなく、ビタミンCとタンパク質の食事です。お肉(ステーキ)、牛乳、卵をたくさん取るようにしたほうがいいとのことです。

世界中新型コロナウィルスの拡大している中、世界各地から中国へ帰国する留学生がたくさんいます。みなさん感染防止するために、完全防備な格好(帽子、ゴーグル、マスク、手袋などと装着)で10時間以上のフライトを乗るわけなんです。飛行機の中、また空港人数が場所の感染を防止するため、移動中に食事せず、水分も取らない策を取っている方が多いのです。その方々中国についた後に、空港で感染されるケースが発見されています。張文広教授いわく、長時間の間に食事取らないことはまず免疫力が低下する原因になります。飛行機降りた後に、イミグレーションを通る際に、人数が多いので、感染するになることが多いのです。ちゃんと食事取ることも大事です。

コロナの拡大により、リーマンショック上回る経済への打撃が大きいのですが、私たち一人ひとりの行動で早く収束することは可能です。

国と国の間がどうこうというより、命を第一、人類運命共同体として歴史を刻む瞬間を経験している私達は大きな難題に直面していますが、歴史を振り返っても、最後は必ず勝ちます。今回も乗り越えると信じてます。コロナに負けないようにできることからやっていきたいと思います。


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