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【6月11-12日開催】第13回日本プライマリ・ケア連合学会学術集会~総合診療医のキャリアパス~

2022年6月11日〜12日に開催される第13回日本プライマリ・ケア連合学会学術集会でのシンポジウムについてご紹介します。

【総合診療医のキャリアパス】
日時: 2022年6月11日(土)8:30-10:00 会場: 第11会場

<企画概要>
総合診療専門医が、今後活躍していくためには、基本領域の研修終了後も確かなキャリアを歩んでいくことが重要であり、その一つの手段としてサブスペシャルティ制度がある。本学会が 2020 年より新・家庭医療専門医制度を運営しており、また病院総合診療医学会も 2022 年より、病院総合診療専門医制度を開始するなどその体制が整いつつあり、また両学会で協力・協同していく方針が示されている。しかしながら制度は開始したばかりであり、学生・研修医・専攻医などに十分浸透しきれていない懸念もある。本シンポジウムでは、現在制度構築されている新・家庭医療専門医、病院総合診療専門医の現状、その異同、今後の協力体制などについて示すとともに、総合診療医のキャリアパスについて俯瞰しその展望について議論する。

当チームの小杉もシンポジストとして登壇予定で「病院総合診療専門医のプログラム研修・運営の立場から、現状と課題、希望」という題で発表を予定しています。
企画概要にあるように病院総合診療専門医プログラムが2022年度より開始され,病院総合医チーム所属メンバーの所属施設もトレーニング施設となり専門医育成に尽力しています。

当チーム所属者の中でも,以前から病院総合医(ホスピタリスト・Hospitalist)を育成してきた飯塚病院のこれまでの経緯や今後の抱負などをお話しします。今や国内最大規模のトレーニング施設となりましたが開設当初は4名で始まったことなど飯塚病院総合診療科の歴史も少しお話しできればと思っています。
それだけでなく,当チーム所属者からアンケートをとり「どうして病院総合医になろうと思ったのか」「病院総合診療専門医への抱負」などをまとめてお伝えできればと思っています。新専門医制度・病院総合診療専門医制度ともにまだまだ発展途上かと思いますので,皆でより良いプログラムにする案を出し,病院総合医に安心してなれる環境づくりができると良いなと思います。

(文責:小杉 俊介)

※当記事の内容は、所属する学会や組織としての意見ではなく投稿者個人の意見です。
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