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環境に左右されないCase reportアクセプトへの道!明日から君の名もPubMedに!

第16回若手医師のための家庭医療学冬期セミナー(2021/2/6-3/31)
の中で、若手病院総合医チームとして「環境に左右されないCase reportアクセプトへの道!明日から君の名もPubMedに!」のセッションを行いました。
内容はこちらの3本柱でした。

①「1人でも書けるClinical Picture」

まず、私、熊本医療センター総合診療科の國友耕太郎が「1人でも書けるClinical Picture」というテーマでお話しました。

マインドを変えるだけで症例は見つかりやすくなること、実際に症例を見つけるポイント、英語が苦手でも単語数の少ないClinical Pictureは書きやすいことなどをお話しました。

これなら自分でも書けそう!と思って頂けるコンテンツになったかなと思います。

②Case Reportの型から考える軸・骨格

次に、神戸大学地域医療支援学部門の合田建先生から、「Case Reportの型から考える軸・骨格」についてレクチャーがありました。

Case Reportを書いたことがない人にとって、

「どんな」症例を「どのように」書いたら良いのか分からないという点が、一歩を踏み出せない大きな理由の1つだと思います。

実はCase Reportには型があって、それに沿ってやっていけば良いということを、とても分かりやすく、実症例を踏まえて説明されていました。

これを見た受講者の方は、Case Report投稿へのハードルが低くなったに違いありません。

スライド1

③近くでメンタリングを受けられない方のために

最後は、順天堂大学医学部付属病院の宮上泰樹先生からのレクチャーでした。

宮上先生の転んでもタダでは起き上がらないという熱いマインドが伝わりつつ、メンターにもタイプがあることや、今までの1対1の師弟関係ではない近未来的チームメンタリングなどを分かりやすくレクチャーしてくださり、メンタリングの重要性を改めて感じました。

また、宮上先生が愛されメンティーである所以が分かった気がしました。

スライド2

このように、非常に内容の濃いセッションとなりました。

今後も、若手病院総合医チームでは面白い企画を随時検討しています!

一緒にやってみたい、と少しでも思った先生方は、気軽に、本当に気軽に当チームに連絡をください!!


文責:國友耕太郎 国立病院機構熊本医療センター 総合診療科


※当記事の内容は、所属する学会や組織としての意見ではなく投稿者個人の意見です。
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