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やっぱり言葉が好きなので

数日前のこと。noteホーム画面の「今日のあなたに」でオススメされた記事に目が留まった。こっそり返歌?なんだろう。返歌は知っている。贈られた歌にお返しすることだよね。でも、こっそりってどういうことだろう。

興味を惹かれて読みにいくと、そこはとても賑やかな場所だった。元歌に対してたくさんの方が返歌を詠み、コメント欄で交流をする。一瞬、気後れしたものの、自分も詠みたいという気持ちに逆らえず、2首の返歌を残しておいた。通りすがりもOKの文字を信じて。

時間を空けずに、とても親しみのこもったお返事が届いた。驚いたことに私の歌はもう記事に反映されていて、別企画のことも詳しく説明してくださっていた。あとから知ったのだけれど、本当はもう締め切り後で次のお題が出ていたタイミング。それなのに、なんというやさしさだろう。

味をしめた私は次のこっそり返歌にも参加した。すると今度はその私の歌に対して返歌を詠んでくださった方がいたのだ。すごい、なにこの感じ。うれしすぎる。

短歌と呼んでいいかどうかはさておき、俵万智さんに影響を受けた10代の終わりから少しずつ書き続けて今日まできた。でも返歌を詠むのも詠んでもらうのも初めてのこと。とても新鮮だった。

2022年も残り数日というところで つながった新しいご縁から、気持ちが動いたら手を挙げてみることの大切さを学べたように思う。


*

前置きが長くなりましたが、こちらの企画に参加させていただきます。


短歌はいつも、悲しい時にばかり作っていたので、今回はしあわせな記憶を引っ張り出して詠みました。

俳句は小学生の私が作ったものです。親子参加ありということだったので、昔の自分とのタッグ。無季語OKのルールに甘えて、学校で褒められた記憶のある標語のようなものを書き記します。(本の句は冬らしくないのですが、冬休みの読書週間用に作ったものなのでお許し願えれば幸いです)

川柳は完全に初めてです。サンタシリーズで挑戦させていただきます。


【短歌】

この距離に試されているかもしれぬ 2人同時に仰ぐオリオン

両の手を包むぬくもり 君思うお守りとして届く手袋

どこで見る? 次の桜の話などする人と食む 年越しの蕎麦



【俳句】

はく息の 白さ忘れる寒げいこ

冬つばき 雪の帽子にかくれんぼ

掘り出そう 本の中から 宝物

(小学生の私が作成)



【川柳】

ピザ運ぶ サンタにオモチャ頼む2歳

近頃のサンタは器用 レジも打つ

引きぎわを知らぬサンタに子は苦笑


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運営のみなさん、素敵な企画をありがとうございます。
とても楽しく作らせていただきました。

やっぱり私は言葉が好きなので。

みなさんの作品もゆっくり読ませていただきます。
どうぞよろしくお願いいたします。




届けていただく声に支えられ、note 3年生になりました。 スキを、サポートを、本当にありがとうございます。