Panasonic RL-H1400 handheld computer 1980年代のポケコン

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1980年代初頭、ある出張中の重役は、公衆電話でRL-P4001音響モデムを使い、パナソニックのRL-H1400ハンドヘルド・コンピュータを使ってオフィスの電子メールにアクセスした。

(音響モデム:アナログの電話回線網からインターネットを含むデジタル回線網とデジタル端末を接続できるインターフェイス機器。移動先の公衆電話からも接続可能な便利な機械)

1982年に発売されたパナソニックRL-H1400の価格は約600ドル(十数万円)だった。私は幸運にもマニュアルを入手することができ、そこには次のような情報が記載されていた:

「はじめに

パナソニックHHCTMは、手のひらに収まるコストパフォーマンスの高いパーソナルコンピュータという、予想外の画期的な技術である!この革新的なデバイスは、素早くプログラムにアクセスするための自己指示型複数選択メニューシステム、カスタマイズのための自己定義型ファンクションキーシステム、複雑なプログラムを簡単にマスターするための自己割り当て型キーボードを特徴としている。

主な特徴

  • 自宅のテレビ画面をディスプレイとして活用。

  • ハンドヘルド・コンピューターで作成した資料を印刷。

  • HHCを電話で地域や国のコンピュータ情報バンクに接続し、広範なライブラリや最新情報にアクセス。

  • 追加メモリ・ストレージ・アタッチメントを使用して、コンピュータのメモリを拡張できます。

  • 高速読書、スペリング、語彙増強、コンピュータ・プログラミング、記憶力向上などのための電子教師が利用できます。

  • プログラム可能な科学計算機

  • ワープロ、高度な編集、ファイリングができます。

  • 税金情報やダイエットプログラムなどのガイドにアクセス。

  • チェス、チェッカー、その他さまざまなゲームで電子対戦相手に挑戦。

  • BASICやSNAP言語にアクセスし、独自のプログラムを作成。

  • 住所、電話番号、指示書、メモ、ビジネスや科学の定義、技術表、計算式、カロリーカウンター、個人記録、価格、レシピ、税金や財務記録など、瞬時に呼び出す必要のあるデータを保存。

  • 時計/コントローラーを活用して、数日、数週間、あるいは数年先のスケジュールを管理しましょう。」

(1990年代くらいになって、私もシャープの電子手帳や進化系ワープロに始まって、パソコンとか買った。物を買うのは発作だから。)