11kmを歩き俊敏な320kgの敬愛された男性

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これは、一時は人類史上最も体重の重い人物と言われたダニエル・ランバートの肖像画である。18歳で刑務所の看守として働き始めたランバートは、多くの囚人と親しくなり、更生の手助けをしたことで尊敬を集めた。

体を動かし、禁酒し、大量の食事を摂らなかったにもかかわらず、ランバートは着実に体重を増やし続けた。1805年には、彼の体重はなんと700ポンド(320kg)にもなった。

ランバートは自分の健康を気遣い、長い距離を散歩して体力をつける運動を続けた。彼はかつて、ウリッジからシティ・オブ・ロンドンまで7マイル(11km)を、"同行の中肉中背の男たちよりもはるかに疲労を感じずに "歩いたことがある。体力に関しては、ランバートは560ポンド(254kg)を軽々と運ぶことができ、片足で立つ能力もあった。彼の敏捷性と強さを示すある事件では、ランバートは自分の犬を襲おうとしていた熊を倒した。

1805年、ランバートは、ピカデリー53番地の自宅で、自分を展示し、人々に1シリング(約150円)の入場料を取ることにした。彼は1日5時間働き、毎日400人近くの訪問客に犬、スポーツ、畜産に関するさまざまな話題を提供した。ランバートはまた、彼の家に入る者は全員帽子を脱ぐという規則を制定した。ある訪問者は「たとえ国王がいらっしゃったとしても」帽子を脱ぐことを拒んだ、と伝えられているが、ランバートはやさしくこう答えた。「それではお客様、即座にこの部屋から出て行ってください。私は、帽子を脱ぐことは私自身に対する敬意ではなく、私に敬意を表してお付き合いくださる紳士淑女の方々に対する敬意だと考えているからです。」
原文
("Then by G-, Sir, you must instantly quit this room, as I do not consider it a mark of respect due to myself, but to the ladies and gentlemen who honor me with their company.")

ランベールは1809年、39歳で突然この世を去った。彼の棺は非常に大きく、20人の男たちが引っ張る必要があった。

墓碑銘にはこう記されている。

自然界の天才を偲んで
ダニエル・ランバート
(DANIEL LAMBERT.)
レスター出身:
高尚で快活な精神を持ち
個人的な偉大さにおいて
競える者はいなかった。
足のサイズは3フィート1インチ
胴囲9フィート4インチ
体重は
52ストーン11ポンド!
1809年6月21日、この世を去った。
享年39歳
敬愛の証として、この石碑をレスターの友人たちによって建立する。