1890年代から1900年始めの頃 煙草は肺病に効くと広告されていた

この絵 "朝食後"(1890年)はフィンランド人の画家エリ・クレオパトラ・ダニエルソン=ガンボギ(Eli Kleopatra Danielson-Gambogi)の作品である。私が初めてこの絵に出会ったのは、コペンハーゲンのデンマーク国立美術館だった。目の端でちらっと見て、思わず二度見したのを覚えている。この絵がとても現代的なものに思えたからだ。まるで私が土曜日の朝、タバコを吸わずにのんびりと過ごしている光景のようだった。

被写体をよく見ると、彼女はとても若く見えた。タバコを吸うには若すぎると私は思ったが、それにしてもこれは1890年のことだった。ダニエルソン=ガンボギがこの絵を完成させてからわずか数年後、アメリカではタバコの健康効果を謳った積極的な広告が出回るようになる。

1907年、グリモー・シガレットの広告には、「喘息、気管支炎、花粉症、喉頭炎、気道の炎症の即時緩和のために、医学権威によって推奨される」と書かれていた。グリモーの煙草は、胸のつかえ感を和らげ、息苦しさから解放してくれます」。

この話題の若者はまた、子供の頃、土曜日の朝早く起きて、大好きな甘いシリアルを食べ、数チャンネルしかない小さなテレビ(曲がったアンテナ付き)でアニメを見るのが大好きだったことを思い出させた。そうするのは何年ぶりだろう?もう覚えていない。今は、平日働きすぎて疲れているから、寝坊するようにしている。