ソフトバンクホークス 2023年ドラフト展望

2023年ドラフトについて

 10月26日に開催される2023年ドラフトですが、開催まで残りわずかとなってきました。今年のドラフトはいわば大豊作の年です。
 特に大学生投手が過去と比較してもトップクラスの逸材が揃う。
常廣投手(青山学院大)、細野投手(東洋大)、武内投手(國學院大)は1位での指名はほぼ確実と言っても良い。
 野手の目玉候補は真鍋選手(広陵)、進藤(上武大)、度会(ENEOS)が中心になってくる。
 佐々木選手(花巻東)がプロ志望届を提出しなかったことで、各球団のドラフト戦略に大きな影響を与えました。ホークスも影響を受けたと言わざるを得ないだろう。
 今シーズンは3位で終え、非常に悔しいシーズンを過ごしたホークス。今年はどのような選手を獲得するべきだろうか。

投手編

 まずは投手編。
 2023年シーズンは先発投手で非常に苦労したシーズン。チーム防御率は3.27と昨年の3.07と比べても悪化。特に先発防御率は3.63とパ・リーグで5番目の成績。近年は実績のある投手が苦戦。また若手投手も先発候補として計算できるのは大関投手ぐらいでしょう。
 25歳以下の投手で先発ローテションで計算できるピッチャーが不足している今、投手補強は急務。

 ホークスの状況を踏まえ、今年の1位指名は常廣投手、武内投手のどちらかを1位で指名して頂きたい。常廣投手は広島カープが公言していますし、どちらかと言えば武内投手の指名が理想。仮にクジを外した場合でも投手の指名を願う。
 巡り合わせに次第だが、その他で獲得したい投手は東恩納投手(沖縄尚学)、黒木選手(神村学園)。大学生投手は古謝投手(桐蔭横浜大)高投手(大阪商業大)、木村投手(九州共立大)から1人~2人獲得したいところ。

野手編

 続いては野手編。
 まず直近のトピックとして上林選手、佐藤選手が来季構想外になってしまいました。両選手とも打撃で課題でしたが守備、走塁面での貢献はある程度期待できた。近年は苦戦していたが、1人は残ると考えていた分、2人構想外は非常に驚いた。
 笹川選手、水谷選手など将来が非常に楽しみな選手も選手も2軍で経験を積んでいるが、センターを任せられる選手の補強も確実に必要。
 即戦力の外野手だと走攻守の揃った山内彗(JR東日本)を獲得したい。
他にも世代を問わず野手の獲得も必須。ホークスは左バッターが多いと言われていますが、左右問わずパンチ力のある選手をどこかで獲得したいところ。パワーが魅力の村田選手(皇学館大)や強打が魅力の仲田選手(沖縄尚学)が獲得できると良いドラフトになるだろう。

 ドラフトは巡り合わせによって変化するので、これといった正解はない。ただ、今年は最低でも投手は3人は指名して欲しい。即戦力投手は2人は必要。将来楽しみな選手を獲得することもいいが、素材にかなり寄った選手は下位指名や育成で指名して欲しい。根拠は何もないがファンも完成度の高い選手の指名を求めているのではないだろうか。
 

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