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個人独立とシェアサロン独立を比較してみた。

こんにちは!
MUUK share salon海老名のコミュニティマネジャーの平良です。


前回の比較シリーズに続き今回は個人独立(1人サロン)とシェアサロン独立の比較をさまざまな角度から比較してみました!丁度どちらがいいか迷っている方は是非参考にしてみてください。




比較項目


様々な面での比較ができる様に以下の項目を抜粋してみました。


イニシャルコスト

まずイニシャルコスト(初期費用)の違いです。

初期費用比較

個人独立の場合:
地域や広さにもよりますが10坪サロンで800万円くらいが相場かと思います。

シェアサロンの場合:
シェアサロンによって違いますが、登録事務手数料と月額固定費用を前払いする程度で収まります。



ランニングコスト

次に月々にかかる費用について比較します。
分かりやすく両者共に月100万円の売上と想定しています。


ランニングコスト比較


個人独立の場合:
テナント、広告、電気水道ガス、メンバーズカード、ネット、電話、卸業者、タオル業者、税理士などたくさんの業者と契約する必要があり、基本料金等も全て自分で全て支払う必要があり、固定費率が多くなる傾向にあります。


シェアサロンの場合:
設定として、シェアサロンに支払う金額の最大値で25万円を想定してます。
経費率は34%程度と個人独立の場合と16%近く安くなります。
これにはスケールメリットが働いていて、契約利用するのにかかるコストを他会員と折半することができるからです。
※例 ペッパー7.5万円が最低プランだが、それを数人で割る)



メリット

個人独立の場合:
収入面から1人サロンの利益率はシェアサロンの利益率には敵いませんが、その分こだわって自分のお店を作ることができます。
自分のつくりたい世界観やストーリーなどを内装や細かなサービスで演出することが可能です。
また、他人と働くことがどうしてもストレスな方は1人独立の方が向いています。
自分だけのお店でいつ出入りしても自分だけのプライベート空間を保てます。


シェアサロンの場合:
何といってもスケールメリットでコストが安くできる分還元率が高いところです。
先ほどの月々のランニングコスト差が両者で16%ほど差が出ましたが、
100万円の売上でシミュレーションするとシェアサロンは個人独立よりも毎月16万円ほど利益が高くなります。
これを10年間(120ヶ月)トレースしてみると
毎月の差額16万円×120ヶ月=1890万円も差が出ました。

10年間の収入差

そして基本的には1人で仕事を完了しますが、困った時は助け合ったり、ナレッジやスキルを共有したりと1人サロンでは生まれなかったシナジーが生まれます。
想定外の顧客の遅れで予約が完全に重なってしまった時や、子供が病気でどうしても出勤できない時などうます互いでカバーできるのも強みです。



デメリット

個人独立の場合:
イニシャルコスト、ランニングコスト共に額が一定割合を占める分、ビジネスを続けるのにリスクが伴います。
また、経営、運営戦略、広告戦略、コスト削減、会計、経理、人事、企画など運営する幅が多い分手間はかかります。
知識や情報量に関しても1人サロンはどうしてもネット空間での情報収集が収集が主でリアルな情報をなかなか拾いづらいことがあります。


シェアサロンの場合:
個人が出したい世界観が出せない点で個人独立のお店に劣ります。
自分が欲しい設備(高価なもの)がないと自分を売り出しづらい可能性があります。また、共有部分の掃除に関して全員がきちんとルールを守っていれば問題はないのですが、シェアサロンによっては規律がきちんと守られているか確認が必要です。席に関しても土日などの利用者が多くなる日に埋まってしまう時間帯もあるかもしれません。そういった点について1人サロンよりも融通が利きにくい点があるかもしれません。



まとめ

いかがでしたでしょうか?
5年前と比べキャリアプランにシェアサロンも増えたことにより、以前よりも美容師の楽しみ方が増えています。

今までは雇用された状態で十分に顧客をつけ、自己資金を300万程度貯め、国から借金をして独立開業するという形が一般的だでしたが、今は利用コストの安いシェアサロンでまずは独立してみて、ビジネスのノウハウを学びながら高収入を得るというスタンスが急速に増えています。
確かにシェアサロンで働いてみて本当にやりたいことがあれば出店独立するというプロセスの方がリスクを抑えることができます。

今の時代は賢く経済合理性を考えて自分のキャリアを描くということも大切になってきてますね!

今後のご自身のキャリアにぜひ活かしてみてください!!

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