外国生活と夫婦関係

ひとつ前の記事は、普段の記事より閲覧数に対して「スキ」をしてくださる方が多かったです。私が「スキ」をするときはだいたい「共感」もしくは「応援(がんばって!)」みたいな気持ちなのですが、あの記事では、共感をしてくれる方が多かったのかな…と勝手に思っています^^

noteでは、駐在生活の影の部分を吐き出していますが、今回は夫婦関係についてです。



はじめから不安はあった

私たちは、もともと仲の良い夫婦ではなかった。
結婚したあたりから、夫のかなり偏屈な性格が顔を出し
夫婦ケンカの修羅場は幾度となくあった。
そんな私たちが、誰しもが苦労するであろう外国生活を無事に乗り越えられるのか。
不安しかなかった。
実際、引越の時から大変すぎた。
もう思い出したくもない。

分からないことだらけの新生活

住む家と子供の通う幼稚園は、先に来ていた夫が決めてくれた。

私と子供が到着してからの生活は、夫は仕事だけになった。
携帯電話は、自分で調べて買いに行った。
早々に体調を崩した時も、自分で病院を調べて、予約して、病院に行った。
家電製品の使い方もグーグル翻訳とネットで全部調べた。
ごみの捨て方も自分で調べた。
全くのノータッチだった。
こちらを心配する声掛けもなかったし
相談しても「分からない。」と言われ
知恵を出し合って解決するという概念がなさそうだった。

日々の生活、子供のことに非協力的

夫の興味関心は自分の仕事と、子供の語学習得状況だけだった。
送り迎えなどは、私が体調不良のときだけ。

落ち込む私に追い打ちをかける夫

私も友達と呼べるような人が全くできず塞ぎこみ、子供も現地校になじめずメンタルが不安定になっていた頃、私が海外生活を楽しんでいないことを夫に責められた。責められる意味が分からなかった。

夫が駐在生活で得ようとしているもの

・自分のキャリア
・滞在中に各国を出張・旅行でまわったこと(経験と自慢)
・子どもの語学習得(自分のおかげで我が子は『帰国子女』になり、現地語を話すという事実。そこに付随していく今後の教育)

妻の心を理解できない夫

夫は、時たま旅行にいって、たまに少し良いレストランや日本食レストランに家族を連れていくことが、自分の役割だと思っている。それは間違いじゃない。でも、それだけやればいいと思っている。というか、「これだけやってあげてるのに、それ以外のことを俺に求めるな」と思っている。たぶん。

私が駐在生活で見えたもの(私の人生に夫は要らないのかもしれない。)

この外国生活は、死に際に自分の人生を振り返った時にまちがいなく「TOP5」に入るハードさだったと思う。
この困難において『夫婦で力を合わせて乗り越える』ことが残念ながら、なかった。一人で悩んで、もがき苦しんで、少しずつできた知り合いが助けてくれて、時が解決して、乗り越えてきた。そこに夫はいなかった。
「夫がいない未来」は有り得る。

こんな夫婦、他にもいるよね?

駐在中、奥さんが鬱気味になって早期帰国したとか、そのまま離婚したとか話には聞くけど、本人の体験談を聞いたこともないし、SNSでも見たことない。(あ、1件だけ逃げるようにで先に帰国して、そのまま離婚した方のブログ見たことありました。)
私達は、即離婚には至らないけど、駐在をキッカケに夫婦としての限界がみえました。たぶん日本にいても遅かれ早かれ、限界は見えたのかなーとは思いますが!駐在で、夫婦関係が崩れたというお仲間いますか?笑

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