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なぜいまさら?プロに?

最近、プロ試験の対策講座というものを申し込んだんですよね。3日間かけて講座を受けてよりプロ試験の合格の可能性を上げようというやつね。費用が高いと感じるか、安いと感じるかは個人差あると思いますけど、黒崎的には調べたり聞いたりする手間と時間を省けて効率的だと思いました。

で、それに伴いプロになろうかな…的なポストとかもしだしたんですよね…
そうしたら、何人かの人に聞かれたんですよ
「なんでいまさら急にプロに?」的なことですね

まぁたしかにその通りで、近代麻雀に掲載された漫画でご存知の方もいると思いますが、黒崎は麻雀業界に何だかんだで33年間もいてね…今までならなかったのになんで急に今?って思うのは普通ですわな

今までならなかった理由とは?

これはもちろんそれなりには理由があるわけで…
麻雀ってのは今でこそノーレートで頭脳スポーツ的な立ち位置の一面もありますけど、黒崎が20代前半くらいの頃は世の中で麻雀と言えば賭け事だったんですよね。今とは全然違うんですよ、「5ブロック理論」も「牌効率」なんて言葉も一般的ではなく、どちらかと言えば劇画的な「亜空間殺法」や「ツモ牌相理論」等が若者の興味を引いてた時代ですね。
近代麻雀も種類が多くて4種類くらいあったような記憶がありますわ…🤔💭

でね、フリー麻雀(リーチ麻雀の方が多かったかも)が何だかんだ至上主義で近代麻雀の誌面をにぎわしてるような有名プロ(小島武夫、安藤満、飯田正人など)は別にして名前も知られてないプロは大したことない、プロのくせに弱いと思われてたんですね

まぁ実際のところ、若くてそんなに強いプロはいなかった…まぁもちろん、若くても強い人はいましたよ
特に尾崎公太プロは当時ポリエステル100%という有名雀荘の店長もしてて、新宿で店長してた黒崎の耳にも「馬場の尾崎は強い」って入ってきたくらいなんで相当強かったはずです。ネット環境のないあの時代に別の駅の雀荘まで噂が広がるのはなかなかないですからね

話が逸れたけど、つまりプロになって、プロとして麻雀打つのがかっこよくなかったんですよね
さらに、当時は桜井章一率いる雀鬼会が全盛期でね
巷の若者はどちらかというとそっちに憧れたんですよ

黒崎も町田時代には雀鬼会の連中とよくセットで麻雀をしたもんですわ。雀鬼の代走で最強位を取った佐々木秀樹(まるさん)なんかも同じセットメンツでした。

もちろん、プロに誘われたことは何回かありますけど全部断ってましたね
そういえばまた脱線ですが当時、新宿に遊学堂という伝説的な店があってそこに鬼のように強いプロがいると聞いて同卓しに行ったのが前原雄大プロでしたね、その時にも「君はプロになる気はないか?」って声かけてもらいましたけど、それすら興味ないですって断りました…まぁ昔過ぎて覚えてらっしゃらないと思いますけど、実は嬉しくて今でもたまに自慢してます 笑

まぁとにかく当時は「プロより俺の方が強いから」って思ってましたからね 笑
実際にはそんなことないんでしょうけどね

そんな時代的な背景もあってプロになることに魅力がなかったのがプロにならなかった理由の1つですね

他の理由としては当時のメンバーはゲーム代バックというのが無い店がほとんどで額面は40万でしたけど本そう回数多いから(150-200回くらい)諸々(家賃など)引かれて実際は20万くらいでね

水商売あがりの週末は芝浦や六本木ではしゃいでた遊び盛りの若者ですよ、足りるわけないわけので、空いた時間は高レートに行くんで麻雀プロである方が都合が悪かったってのもありましたね

そんな感じで麻雀の勉強なんて興味なく、遊びに夢中で勉強会なんて弱い奴がするもんだろ?って平気で口にしてました 笑
今風に言うならイキった若者のそれでしたよ

時代の流れ

あれから30年くらい経って何もかもが大きく変化しましたね、黒崎の歴史はまぁ省きますが(歴史はまたいずれ書きます)、世の中の麻雀する人の種類も変わり、レベルも昔とは比べ物にならない程に上がり、鼻クソほじりながらでも勝てた時代は終わるわけですね

何よりもプロの世界の風景が変わったのは先人達の努力の賜物だと心底思っていて尊敬してますね

今ではMリーグあり、ノーレート雀荘が増え、女流プロが増え(昔はほんとに少なかった、浦田和子、高橋純子、二階堂姉妹、和田聡子…くらいかな覚えてるのは)、男性プロも若者が増えた…

それにネット環境、スマホの普及によりリーグ戦やオープン戦なども見れるようになったし、麻雀という業界の魅力がとてつもなく増えたんですよね

そういった現代において、色々な形で活躍してるMリーガーやプロ達を観ていると、黒崎は思うようになってきたことがあって…

「あの時にプロになっておけば良かった…」

ってやつですよ、あんなにプロを小馬鹿にしてた男が後悔してきたわけです、勝手なもんでしょ 笑

それだけではなくて

「プロの世界で麻雀をしたらどれくらいの成績を出せるのか気になる」

って感じのことも考えだしたんですよね

成績は一応は付けてて、自分で言うのも何ですがかなりいい方だとは思います、ちゃんと付けてないでしょ?とか、成績をインチキしてるでしょ?とか言われますがかなり正確につけてます

東京帰ってきてから3年くらいの成績で、まぁその前とかもこんな感じですね、四人打ちを全部含んでいて、条件付き東南も混ざってますからアレ何ですがね…3人打ちは含んでません

けっこうやるでしょ😎

フリー麻雀という中での成績なので実力もバラバラだし、いわゆる強者ばかりだとこうなるわけはないのわかってますけど、そうなるとますますプロで通用するのが知りたくなったわけですよ

どこの団体に入るか?

これは年齢的な問題とかもあって、最初から決めていて日本プロ麻雀協会に入りたいと思ってます
理由はいくつかあるけど、お世話になってる経営者のひとり「杉村えみプロ」が協会なのと、理事をしている「二見大輔プロ」が昔馴染みだからってのが大きい…後はルールですね、トップの数が多い方が勝てるってのが気に入ってます。

もちろん、懸念材料も沢山ありまして…
第1は受からなかった場合ですね、この歳で、33年業界いて受からなかったらさすがに恥ずかしい…ただ、筆記は今のところ自信なし…まぁ問題見たことないからやけど 笑

第2は受かったとしてですよ、当然、一番下のリーグからなんですけど、B1くらいを目処にしてもどれくらいかかるのか…周りは20-30代の中で下手したら60歳になってる黒崎が…と思うとやや不安ですわ 笑

最後に…

まぁ長々と最後まで読んで頂きありがとうございます
感謝、感謝、感謝…

言うて、まだ対策講座だけしか申し込んでないし、受かるかどうかも50-50だとは思うので暖かく見守ってくださいね😊

これからもよろしくお願いします┏○ペコ


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