見出し画像

今日だけ「ワン鉄」?

 いつも記事をお読みいただきまして、ありがとうございます。
 さて、世間ではハローウィンの時期を迎えて、様々なイベントや商売などが盛んになっているようですが、渋谷の街並みで厳戒態勢というのは、どうにも異様な感じがしてなりません。
 当然、関係者から見れば、昨年韓国で起きた大惨事を意識したことは言うまでもありませんが、そのために渋谷駅前の「ハチ公」の銅像付近のエリアが封印されてしまったことが大変残念です。今年は、そのハチの生誕100年に当たる、特別なハローウィンの年でもあったはずなのに、日本人はもとより、観光で訪れた外国人も含めて、マナーの悪さや異常な騒ぎ方をするなど、近隣に多大な迷惑をかけていたことが原因だとすると、天国で見守るハチも、さぞ呆れていることと思います。

 申し遅れましたが、いつもですと、猫の話題をお届けする私「猫じい」でございますが、本日に限りまして、わんこの話題とさせていただきます。


ハチのふるさとは秋田県大館市

 渋谷に銅像があるハチのふるさとは、秋田県大館市で、JR大館駅でも観光のため、このようにPRしています。この大館駅の中に、ちょっと特別なものがかつてありました。

昔の大館駅

 写真の撮影データを見て、自分でもびっくりしていましたが、何と20年前の2003年、この時は確か、「青春18切符」で旅行した時の記録だと思います。

車両も古いです

 ご覧ください。大館駅構内の留置線に停車しているこの車両。特に、左側のクラシックな気動車は、すでに全国で形式消滅しています。塗色は、現在このような塗色をリバイバルカラーとして他形式の車両に施した車両は存在しますが、当時の花輪線で使用されていた気動車です。

これがハチ公神社
改札内にありました

 駅の改札内に神社があるというのは、非常に珍しいと思いました。この時私は大館で青森行きの列車に乗り換えのために、たまたま下車したことから知ったものでした。

 一昨年、私はもう一度このハチ公神社を参拝したくて、大館を訪ねました。すると、残念なことに、この神社は、大館駅建て替え工事のために撤去されてしまい、どこかに移設という予定はないそうです。

秋田犬の里

 駅前には、秋田犬の里という資料館や物販の施設ができまして、駅の人の話では、今は秋田犬の関係は、すべてここに集約しているとのことでした。

ふるさとのハチ

 このように、渋谷で封印されたのとはちがい、ふるさとのハチ公は、今日もきっと皆さんに親しまれていることと思います。
 そう言えば、フィギュアスケートのザギトワ選手に贈られたのも、ハチと同じ秋田犬でしたね。犬でも猫でもそうですが、人間に愛情をもって育てられたことは、言葉が通じなくてもその心がきっとわかるものなのではないかと、いつも思っています。

 本日も最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?