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1月25日はバーンズサパーナイトでした

ちょっとだけスコットランドの歴史をっ💛

毎年1月25日バーンズサパー(バーンズサパーナイト)と言う日で、
スコットランド人で有名な「詩人ロバートバーンズ」と言う人の誕生日を祝いスコットランドで有名なハギスを食べる日でした。祝日ではありませんが、みんな、この日をお祝いします。

ロバートバーンズ

ロバートバーンズって聞いたことないですか?
日本人の皆さんが知ってるところでAuld Lang Syne「蛍の光」の原曲を手がけた人ですっ。
知らない人多いと思うけど、この歌を英語で聞くとめちゃくちゃスコティッシュです。イギリス人は歌えまーす。世界中でもよく聞くこの歌知らないわけはないですよね。でも、この歌300年ぐらい前の英語なので、なんか日本人的に言えば、百人一首を呼んでる感じなんでしょうか・・・。

話は戻しますが、

この日にはスコットランドではハギスを食べます。

スコットランドで有名なハギス料理


ハギス・タティー・スウィードを食べます。
ハギスはハギス、タティーってマッシュポテトのことです。マッシュポテトっていうとなんだかモダンな感じ、スコットランドにいると、タティーっていう言葉をよく
スウィードって大きなカブの話に出てくるあの株のことなのですが、これまたイングランドでいうスウィードって白い株のことで、スコットランドとは違うのです。
いずれにせびっくりするぐらい固い株で、煮込むこと30分以上・・・
これをマッシュしていただきます。


今から300年弱ぐらい前貧しいスコットランド人はお肉が食べられず
ハギスをメインのお肉として食べてました。これも先人の知恵ですねっ
牛や羊の内臓とオーツとスパイスを腸の皮に入れたもので、味はソーセージみたいな感じの食べ物です。これを湯掻くとウインナーみたいに破裂するので中身をみんなで分けて食べます。

牛や羊の内臓?おえぇっって思う人もいるかもしれない。けど、これは日本人もホルモン焼き食べるのと一緒だよねと思います。

なんでこの日にハギスを食べるかというと、ロバートバーンズの詩の中に「ハギスは素晴らしい食べ物だ」と言う歌があるからだそうです。

「ハギス?スコットランドの中で?」って聞き返すと
「世界で一番素晴らしい食べ物だ」とスコティッシュは言いますよ。
素晴らしいね、この愛国心。当然私たちは日本食の方が・・・って思うけど、自分の国が一番だと思えるその誇りは素晴らしいと思う。

小学校ではバーンズの詩を暗記してみんなの前で発表したりします。まるで日本の百人一首だね。今は知らないけど昔は百人一首を暗記したり、それを発表したりとかしてたもんね。
高学年になると少し長い詩を覚えて上手な子たちは、参観日で発表したりする学校もあります。

正直言って、私には字でも読めないし、聞いても理解できませーん。とりあえず、古典なので、わからなくても許してっ。

と言うことで、ほんの少しですがスコットランド伝統の日のお話をしてみました。

最後まで読んでくださってありがとうございます。


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