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rotring 600G

お久しぶりです。
投稿期間が約1ヶ月も空いてしまい申し訳ございません。
今回はrotring 600の上位モデルとして1992年に登場したrotring 600Gの紹介です。


・rotring 600Gとは?

前文にも述べたように600Gは、600の上位モデルとして発売されていたモデルとなります。
各所に金の装飾がなされており、高級感漂うデザインとなっています。
また独特な機構を搭載しているためか販売終了品にも関わらず、コレクターの間では今でもなお人気を博しています。
現行のrotring製品として、今なお販売され続けているrotring 800はこの600Gが原型です。

・スペック

・重量 24g
・全長(ペン先収納時)  約133mm
・全長(ペン先繰り出し時)  約144mm
・後軸径  約9.5mm
・定価  5000円+税
・生産モデル  mp bp fp rb
・展開カラー  ブラック シルバー
・流通相場(2024/7/8)  2.5万〜5万円

・デザイン

デザインを見ていきましょう。
ペン先には金色の装飾がなされており、とても引き締まったデザインとなっています。
また先端リトラクタブル機構を搭載しているため、ペン先を収納、保護する事ができます。

グリップ。
現行の800と同じように見えますが少し薄いように感じます。
グリップ力は申し分ないです。

軸にはrotring 600 / 0.5 or 0.7 mmとプリントされています。
現行の数字シリーズと違い少し印字が太くなっているのもポイントです。

rotring 800との違いとして代表的な物はこの硬度表示窓でしょう。
600Gにはリトラクタブル機構の上部ローレット部に硬度表示窓が搭載されています。

ノック部。
現行の数字シリーズのノック部には必ずある穴が空いておりません。
その上芯径が刻印されています。

とまあこの様にほとんどrotring 800と変わりはありません。
このペンに3〜5万円を払うのは少しコスパが悪すぎる気がします。
流通量もかなり少ないのですぐに入手するとなるとeBayを用いるなどの海外を経由した取引をする必要がありそうです。

・書き味

まず、書きにくくは無いです。
グリップがしっかり手にフィットするので握り心地は良いです。
特殊な機構を備えているということもあり、ペン先は少なからずグラグラします。
ただ、自分はこのグラつきがしんなりとした書き心地を生むのでとても好きなポイントです。(個人差はあると思います。)
ですが重心バランスだったり、この相場の高さを考えると普段使いは厳しいかと思われます。

・まとめ

いかがでしたか?
今回はrotring 600Gのシャープペンについて紹介しました。
チラチラと写真に写っている万年筆も近頃記事を書くつもりなのでお楽しみにしていてください。
最後まで読んで頂きありがとうございました!

rotring 600のコレクション

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