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がん治療認定医試験の最強攻略(2024年度用)


今回の記事は、「がん治療認定医試験」の徹底分析・最強攻略と余裕合格させた勉強法についてです。

私は2023年に本試験を受験し合格することができました。
短期間の勉強で、自己採点では90%以上の得点率でした。

本試験を受験するにあたり、試験問題の傾向や有効な勉強方法を徹底的に分析しましたので、こちらの記事で書かせていただきます。

まず、はじめに私の背景について書かせていただきます。
私はがんを扱う診療科に所属していますが、いわゆる腫瘍内科医のようにがん薬物療法を専門としているわけではありません。特化している専門が他にあった上で、自科のケモの患者様も診療させていただいているという感じです。

おそらく本記事をお読みいただいている先生の多くが、腫瘍内科医のような臓器横断的ながん薬物療法を専門としているわけではないと思います。ご自身の診療科の中で専門とする領域があった上で、自科の悪性腫瘍の患者様に限ってがん薬物療法も担当しているという形だと思います。

短期間の勉強で9割以上の得点率で合格したとお伝えすると(具体的な期間は本編で記載しています)、普段から私が臓器横断的ながん薬物療法を専門にしている(ベースの知識が相当ある)のではないかと感じられる先生もおられるかもしれません。そうではないことを知っておいていただきたく、はじめにこの点について述べさせていただきました。

特にベースの知識が多いわけでもない私が短期間の勉強で高得点を取れた理由はただ1つです。それは「本試験に特化した圧倒的に有効な勉強法が存在し、それを実践した」からです。本編ではこの点について余すことなく書かせていただきました。

その前に、本試験を把握しておくために基本事項を確認しておきます。

試験時間は85分で問題数は60問です。これは毎年変わっていません。

本試験を受験するにあたり、教育セミナーの受講が必須となっており、すでに試験を申し込まれた先生は教育セミナーもセットで申し込まれていると思います。

教育セミナーについてですが、まず試験2ヶ月前に教育セミナー用のテキストが郵送されてきます。2023年であれば、11月5日が試験日でしたが、9月の第1週にテキストが届きました。そして、試験2週間前から教育セミナーのWEB講義が公開され、ネットでの受講が可能となります。

試験範囲はがんに関する基礎および臨床のすべてです。こうなると、どうにも対策のしようがないという感じなのですが、本試験においては毎年ほぼ全問が教育セミナーのテキストと講義から出題されていますので、これをしっかりやることで対応は可能です。

ただ、テキストは約250ページとかなり分厚く、がんに関する全てが詰め込まれた内容になっています。前半ががん治療に求められる基盤的知識として16分野、後半が全科の悪性腫瘍について16分野の計32分野で構成されています。範囲が広いだけでなく、内容に関しても各分野でかなり突っ込んだ部分まで記載されていますので相当なvolumeです。WEB講義も同様に、各分野を網羅的に説明している15-25分の講義を32個視聴する必要があります。単にテキストや講義から出題されると言っても、これらをすべて暗記するのはとてつもなくハードな勉強になります。

過去5年の合格率はだいたい70-80%台と決して高いというわけでもなく、2022年度は合格率62%とかなり厳しいものでした。合否のラインは得点率7割とされており、7割に満たなければバッサリと不合格になるようです。これだけ範囲も広く、ほとんどが自分の専門外の分野です。確実に7割をとれるように仕上げるのはかなり大変です。テキストを読んで講義を見たら終わり、という感じでいくと大変な目に合いますので、しっかりと準備をする必要があります。

また、本記事内で書いておりますが、本試験対策として過去問対策は必須です。
こちらも是非ご覧ください。


それでは、がん治療認定医試験を徹底的に分析した本編へ続きます。

ここから先は有料とさせていただきますが、高得点で一発合格するには大変有用な内容であると自負しております。私は自己採点で90%以上の得点率でしたが、本編では試験対策について以下のような流れで書かせていただきました。

●試験勉強はいつから開始すればいいのか(開始時期ごとの勉強法)
●必要な勉強素材(過去問、各種書籍などの必要性についても)
●「がん治療認定医試験」特有の試験問題の大きな特徴
●「がん治療認定医試験」の特徴から、〇〇型の試験勉強が圧倒的に有効である
●最も効率的な勉強法(具体的な勉強の進め方、1問1問の解き方から全体の完成まで、各論においては薬物療法のレジメンをどこまで暗記する必要があるか、など)
●WEB講義の位置付け(WEB講義の見方と、講義から出題される問題は予想できるのか、を含めて)
●各分野ごとの出題傾向、試験問題のちがい、具体的な傾向と特徴の分析(過去問がほぼそのまま出題される分野や新規出題が並ぶ分野なども合わせて)
●2週間で90%以上の得点率を可能とした秘策(これが高得点合格の肝です)
●試験勉強の総まとめ

目次にするとざっとこんな感じになりますが、本編では各項目についてひとつずつかなり突っ込んだ内容になっています。「こんなにぶっちゃけてもいいのか」というくらい、試験問題の分析、最も効率的な勉強法、高得点合格を確実にする方法、知っておいて得をする裏知識を多数など、本試験におけるありとあらゆることを余すことなく詰め込みました。本試験について、ここまで詳細に、かつ、突っ込んだ内容の記事は他にどこにもありません。無料記事ではとても書けない試験問題の特徴や出題傾向、対策法などのあらゆる内容を大量に載せており、本試験対策に特化した1万5千文字を超える非常にアツく濃い内容になっております。試験勉強をされる上で、少しでも早い段階でお読みいただけますとさらに有効です。

圧倒的にお役に立てる自信がありますので、是非ご覧いただけます幸いです。

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