『音とわたし』

『音楽とわたし』でも良いのだけれどそれは大仰。

ちょっと想い出した曲があって探したらYouTubeにあった。もう音源を持っていないのでインターネットってまじで便利。


これは中学生時代の小さな大失恋のタイミングでラジオから流れてきて「のわーっ!!わたし?!?!」ってなった曲。懐かしー。私の耳の育ちは父親と母親のニューフォークなので、いま改めて聴くと畑を踏んでいるなって思う。歌詞のエピソードが具体的で、つい心を寄せてしまう。


年齢よろしく浅く広く色んな音に心酔して来たけれど高校時代は飽食で食いしん坊過ぎて何が一番残っているかが難しい。難しいけど片田舎の小さなライブハウスで汗に触れそうなぐらいに浴びたチバさんの音は一生忘れない。


基本的には歌詞を追ってしまうから少しだけ大人になって面倒臭いことが色々と増えてからはインストやら環境音楽みたいなものにハマったり、正直いつの時代にも「これを聞いてる」っていうための道具みたいな耳も当然あったし、ただ今でも生活には何かしらの音や音楽が流れている。


ドラマでも映画でも漫画でも小説でも、音楽でもさ、「私!?!?」ってなることない?私は昔からあります。冒頭でもご披露したけれど、それが楽しくてソノテの遊びをしているところがあって(全く違くても遊べるのだけれど)、言葉が乗っかった音楽に関してはその傾向がとても色濃い。何でも聴くけど一番好きなジャンルはギター!ベース!ドラム!歌唱!だから、私はとても簡単で単純で、それらが鳴っていれば今わたしを取り巻いている世界がどんなに難しくても複雑でも厄介でも全部を蹴散らせる耳を持っていたことがラッキー。本当に。


これは父親が就労のしんどさを憧れのアーティストの楽曲のギターを完全にコピーして5弦を掻き鳴らすのとか、母親が仕事のために走らせる車の運転のBGMが大好きな昭和のディーバのアルバムのカセットテープだったのときっと同じ。昔にタワーレコードが置いた〝NO MUSIC, NO LIFE?〟のコピーは秀逸で、いま敢えてこんな場所で言葉にするとこっ恥ずかしいみたいな気運もあるのかも知れんが変わらずにずっと宣っていきたい。そんな私の素地の楽曲はこれです。置いておきます。



。。。。。。



と思ってYouTubeを漁ったのだが素地が完全に行方不明で残念。インターネットにも正しく存在していない。だから趣旨とはズレるけれど近年の真夜中に何度でも鳴らしている楽曲を置くわね。


NO
MUSIC, NO LIFE!!!






音楽の話は、もっとしたい。







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