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心のどこかで他人と比べている

最近、部活で仲が良かった先輩が留学に行ってしまったせいで、部活の時に気軽に話せる人がいない。その先輩は生い立ちとか考え方が似ていてしゃべりやすい先輩だった。逆に仲良くなりすぎてその人の嫌なところも見えだしてきて、最近はラインとかでもそんなに話は盛り上がらないが。

高校の時の悩みは自分が心から信頼できる友達がいないということだった。今考えれば部活の同期とはかなり仲が良く、そいつは親友とも呼べるレベルだと思うが、その時はそれでも悩んでいた。なぜか。

周りと比べていたからだ。その同期も同じクラスではなかったから、授業のいる間はクラスのことしゃべるしかなかった。でもクラスには特段仲のいい子がおらず、しかも他の子たちはそれなりに仲が良く団結していたため、自分だけ打ち解けられていない気がして嫌だった。今考えれば環境が自分に合ってないだけだがその時は客観的に見れなかった。

人は周りの人々と自分の様子を比較して自分の方が優れているように感じる時は安心し、そうじゃないときは不安になるようにできているのかもしれない。今部活で自分だけが浮いているように感じるのはその先輩がいなくなって、自分他の人と比べて人と仲良くできていない風にとらえているからだろう。もしその先輩がいて変わらず仲良くできていれば、自分は先輩とな欲できるぐらい社交的な人間なんだと思えて、こんなことで悩まないはずだ。

比べることはよくないと言われながらも、人と比べずに生きていくことなんか不可能だなと思った。

かと言ってずっと悩みすぎてしんどいわけではない。最近気づいたことだが、自分のアパートに帰って自分の好きなことをしてゆっくりして寝ると不思議と気持ちがリセットされて次の日の朝には再び頑張ろうと思える。安全基地というやつなのだろうか。一人暮らしだけど。

一人でいることで、ある程度の嫌な出来事なら気にならなくなる。今の暮らしはすごく自分に向いているのかもしれない。

もし、高校生とかで友だちがいなくて悩んでいる人がいればYoutubeを見てほしい。Youtuberだけでなく動画のコメント欄にもいろんな考えを持った人がいて、画面越しではあるが勇気をもらう時もある。友達は直接見えるぐらいの距離にいる人だけに限定しなくていいと僕は思う。

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