宝塚記念

明日は上半期の総決算、宝塚記念です。今年の宝塚記念は阪神競馬場が工事中のため京都芝2200mでの開催です。
天気は嵐ばりの大雨が予想され間違いなく今日までとは馬場が変わります。当日変わりゆく天気や馬場傾向を考慮する必要があるため非常に難解なレースになることでしょう。
こんなレースはG1だからと入れ込まず、冷静に見するのが吉というのが筆者の本音です。
参加される馬券師の方は上記を考慮した上でお楽しみください。
では予想やっていきます。いかんせん馬場がわかりませんから今回は全頭診断形式で各馬に向くと思われる馬場や展開を記載していきます。

①シュトルーヴェ C
この馬の武器はご存知の通り切れ味抜群の末脚。前走の目黒記念でも上がり3ハロン32.9秒という異次元の末脚を使って勝利した。従ってこの馬にとって道悪がプラスに働くことはないだろう。
むしろ明日、道悪に適応して突き抜けるようなら凱旋門賞を目指せる次元の馬だと思う。今あなたがシュトルーヴェに凱旋門賞を感じるなら頭で抑えるべきです。

②ジャスティンパレス B
ご存知の通り、現役牡馬の中ではドゥドュースと並ぶ横綱級の一頭。ただ道悪の実績がなく適応力が未知数で末脚が鈍る可能性があるとなれば2番人気のこの馬に妙味を感じるか?
この馬の唯一のプラス要素は日本競馬界の恥部、横山武史から解放されたことのみ。
馬券からは外せない一頭ではあるが抑えまで。

③ベラジオオペラ B
大阪杯を征してG1馬の仲間入りをしたこの馬。しかしその大阪杯はドバイウィークと重なったためメンバーレベルが低かったと評せざるえなく、ポジションや展開が向いた勝利であるため評価を上げられる内容ではない。しかしながら日本競馬界の恥部、横山武史が過去の騎乗時に晩成型を仄めかすコメントがあったように弱い4歳世代ではあるが、成長曲線の最中にあると見える。今回も前の馬に向きそうな展開が予想されるだけに、大阪杯以上のパフォーマンスを発揮し馬券内に食い込んでくる可能性はある。

④ドゥドュース B
現役No.1牡馬であることを皆が認めるところではあるが、フランスの重馬場では二流の走りを披露し馬主を、そして日本中の競馬ファンを失望させた。今回は舞台が日本に変わるが苦手な重馬場で馬券に妙味をもたらしてもらいたい。

⑤ディープボンド C
レースがタフになればなるほど強くなるのがこの馬。道悪は間違いなくプラス。
キレる末脚は持っていないが、近走、前方にポジションを取るようになって再び成績を残せるようになっており明日も馬場が重たく末脚が届かない状態になれば軸にもなれる一頭。

⑥ヒートオンビート C
自力が足りない上に道悪はマイナス。もはや記念出走と評せざるえない。

⑦プラダリア A
京都G2を2つも獲ってる京都巧者。
母型のクロフネの血が活きてるのか重馬場をこなした実績もあり人気しないなら消すのはもったいない一頭。

⑧カラテ C
音無調教師と引退までのカウントダウンを共にする馬生。

⑨ソールオリエンス C
道悪はこの馬にとってはプラス。
皐月賞の快走が思い出される。
鞍上には日本競馬界の恥部、横山武史。

⑩ローシャムパーク A
前走、大阪杯は出遅れたにも関わらず2着になってしまう実力馬。京都競馬場で行われる今年の宝塚記念は函館、中山、阪神とパワーを要する競馬場で結果を残してきたこの馬には不利だと思っていた。しかし道悪でタフさを求められるレースとなればこの馬に向く。

⑪ヤマニンサンパ C
重賞どころかオープン未勝利。キレで勝負する馬なので道悪も向かないだろう。記念出走枠。

⑫ブローザホーン S
デビューから初勝利まで9戦を要した。それは同世代の頂点を決める優駿が終わってから約1ヶ月後のことだった。しかし、その後の戦績は馬券内を外したのは1戦のみ、オープン昇格後は複勝率100%といつ脅威の安定感。道悪も明らかにプラス。
明日、同世代のダービー馬ドゥドュースに晩成型のこの馬が勝るという競馬ファンが大好きなドラマやシナリオを感じないか!?

⑬ルージュエヴァイユ C
良馬場なら軸にするまであったのがこの馬。
近5走の重賞は京都記念を除き全て馬券内と安定感抜群。その京都記念は駄馬バビットが3着に逃げ残るような前有利の馬場で、後方から勝負するこの馬には全く向かなかったため度外視可能な内容。しかし道悪となれば距離がキツくなると思われ、陣営もそれを認めている。ここは凡走で次走を狙いたい。

以上、明日の宝塚記念は見が吉!

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