いい歳したおじさんが本気でビビった夢

子供の頃、怖い夢を見て泣いてしまった事がある。
最近、大人になって(泣きはしなかったが…)布団から出られなくなるほど怖かった夢を2つ挙げる


高校生の時、誕生日に見た夢

目を覚ますと自分の部屋
いつも見慣れた景色

……ただ、体が動かない。

金縛りだろうか?
初めての経験ではあったがメカニズムは知っていた。
まだ、体の一部は寝ているから上手く体を動かせないと理解した。
滅多に無い経験なので体で動く所は無いのか?
つま先は?声は出るのか?と色々試した。
首と手がゆっくり動くだけで直ぐに飽きた。
やることも無いので二度寝しようと目を閉じようとした時に事は起きた

いきなり首を両手で締め付けられた。
閉じかけてた目を開こうとしたが半分までしか開かない。
咄嗟(とっさ)に手を動かそうとしたが、手以外は動かない。
意識が薄れてきてやばいと思って、手でバンバン壁を叩いた。
誰か気づいてくれ……助けてくれと……
目が覚めたら同じ景色が見えた。
どうやら夢だったようだ。

十数年後再び似た夢を見る

目が覚めた。
見慣れた天井、散らかった部屋。
だけど体が動かない。
この状況を覚えていたから二度目は大丈夫
夢を見ているだから…
と、考えていると男が足元から這い寄って来た。
正直怖いより気持ち悪い。
そして耳元でブツブツ喋り始めた。
恐怖と気持ち悪さでいっぱいの状態で聞こえたのが、
「残念だ、本当に残念だ。お前は53歳までしか生きられないなんて…」
それを聞いたすぐに目が覚めた。
変な夢だなと思いつつ、53って中途半端だな
一体何年後の話なんだよと思っていたらふと気がついた。

ちょうど20年後だったことに…

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