旅日記🌈#9
カリフォルニア州
ブラックマイナーズバー
ナトマ湖畔
フォルサム湖州立公園
Black Miners Bar
at Natoma Lake
Folsom Lake State Recreation Park
2024年7月、3ヶ月半ぶりに日本から戻ると連日44℃、超乾燥のサクラメント地方です🥵
路上の電工表示版が過激な警告をしていました。
一日中家に籠ってもいられず午前中に近隣の湖や川を探索しています。
今日はブラックマイナーズバーというナトマ湖畔の公園を偵察に行きました。
ブラック マイナーズ バー、この「バー」は河川地形学用語のバーで、日本語では「砂州」かな🤔
黒人坑夫の酒場という意味ではありませんからね😆
「バー」は、河川の流れが遅くなる場所で堆積した砂や砂利などの物質から形成されます。19世紀後半から20世紀初頭にかけて、ナトマ湖での金鉱採掘が盛んだった時期に形成されました。
ゴールドラッシュ時代には、多くの人々がカリフォルニア州に集まり、金を求めて鉱山で働いていました。しかし、当時のアメリカは人種差別が根強く、黒人鉱夫たちは白人鉱夫たちとは異なる状況で働かざるを得ませんでした。
Black Miners' Barは、歴史的にはNegro Barニグロバーという蔑称で呼ばれていました。黒人鉱夫たちが集まり、働き、生活していた場所でした。この場所は、困難な状況で生活を築いた彼らの歴史と努力を称えるために大切な場所とされています。
ニグロバーという蔑称からブラックマイナーズバーへの呼称変更は2022年に決定されました。しかしこれは暫定呼称で地域では将来的にもっと適切な名前を模索中です。
現在は自然保護地域で、様々なアウトドアアクティビティを楽しむことができます。公園内ではピクニック、キャンプ、ハイキング、釣り、パドルボード、カヤック、カヌーなどのレクリエーションが人気です。
今日は素晴らしい地元発見でした❣️
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