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【Minecraft】MOD、コマンドなしで座れる椅子の作り方 その①(Java版)

床の厚みは2ブロック以上で。

いきなり何を言ってんだこいつ?とか思われるかもしれませんが、今回のMODなしで座れる椅子を作るのに大事なことなので最初に書いておきました。
なお、「座れる」とは書きましたが、椅子の上に乗るのではなく、体が少し椅子に埋まっているような見た目になってしまうのでご了承ください。

作る工程をただ撮った簡単な動画を公開しているので、良ければそちらと合わせて見ていただければ幸いです。
詳しい作り方や必要アイテムは、こちらの記事で解説していきます。


椅子の作り方①

必要アイテム(1席分)

  • ハーフブロック(今回はトウヒのハーフブロック) 1個

  • 木製のトラップドア(トウヒのトラップドア) 1~4個

  • レール  1個

  • トロッコ 1個

  • チェスト 1個 

  • ピストン 1個

  • ボタン  1個(どの種類のボタンでもいいですが、板材1個クラフトで作れる木製のボタンがオススメ)

  • 土ブロック(仮置き用ブロック) 1~2個

  •    2~3個 (トラップドアの代わりにひじ掛けとして使う場合)

  • 看板   2個 (同上)

作り方

まず椅子を置きたい場所を決めたら、1マス掘ってその穴にチェストを設置します。

赤い部分の上が椅子を置きたい場所
床を1マス掘ってチェストを埋めた状態


次にチェストの上に仮置き用の土ブロックを置き、その上にレール・トロッコの順に設置し、土を破壊してトロッコをチェストの上に落下させます。

先程埋めたチェストの真上に土を設置し
土の上にレールを設置し
レールにトロッコを乗せ
土を破壊してトロッコを下に落とす
チェストの上にトロッコが乗った状態


次にトロッコの1ブロック横か上にハーフブロック(下付き)を置き、ピストンとボタンを設置してハーフブロックを押してトロッコと重ねます。(ピストンの向きを合わせにくい時は、1マス後ろ側に仮置きのブロックを置いて、その側面にカーソルを合わせて設置すると上手に置けます。)

トロッコの横に下付きのハーフブロックを設置し
ハーフブロックの隣にピストンを設置し
(ピストンの向きがうまく置けない場合は、ピストンを置きたい場所の1マス後ろに土を置き、
土の側面にカーソルを合わせて設置すると置きやすいです)
ピストンにボタンを設置し
ボタンを右クリックするとハーフブロックが押されてトロッコと合体
(Java版はピストンにボタンを直接くっ付けると、動かした際にボタンが外れるので回収が楽に)


最後にトラップドアをハーフブロックの左右と後ろにつけたら完成です。
座る時はハーフブロックの上面を右クリックで、椅子から降りる時はシフトで。

後ろ側と左右にトラップドアを設置し
トラップドアを右クリックで立たせれば完成
座った状態
MOD無しだと下半身が埋まった状態が限界です…


背もたれの高さを2ブロック分にしたい場合は、設置したい場所に立って下を向き、トラップドアを持ってシフトとスペースを押しっぱなしにして右クリックで設置していくと、縦に積んでいくことができます。

背もたれを1段追加した状態

 ※2ブロックの床とチェストの理由

ここで最初に「床の厚みは2ブロック以上で」と書いた理由と、穴を掘ってチェストを埋めた理由を解説していきます。

まずチェストを埋めた理由は「トロッコを固定するため
トロッコは普通、レールがないところに置かれるとプレイヤーが触れただけでも簡単に動いてしまい、ハーフブロックが重なった状態でも動いて位置がズレてしまいます。
それを防ぐためにチェストを埋めています。

ハーフブロックの下にチェストを埋めていないと、
トロッコに触れた際に画像のようにズレることがあります

何故チェストなのかというと、実はチェストの高さは1ブロック分より少し低くなっています。(およそ0.8ブロックぐらい)
その高低差を利用してくぼみを作り、トロッコが動いてズレないようにしています。
ちなみに、チェスト以外にも1ブロックよりわずかに低いブロックがあり、ソウルサンドも0.8ぐらいの高さで、ハチミツブロックも0.9ぐらいの高さになっているのでチェストの代わりに使うことも可能です。
ですが、この中だと一番入手しやすいのがチェストなので今回採用しました。
(チェストの代わりに下付きハーフブロックを床に埋めた場合は、低すぎてトロッコが埋もれてしまい、座ることはできません。)

各ブロックの上にトロッコを落下させ、高さを比較
(左からソウルサンド、土、チェスト、ハチミツブロック)

そんな理由で椅子の下にチェストが埋まっているので、2階以上の階層の床と下の階の天井を共有してる場合、床の厚みが1ブロックだけだと下からチェストが丸見えになってしまいます。
なので床の厚みは2ブロック以上必要、というわけになります。

上の階の床(=下の階の天井)部分の厚みが1ブロックだと、
椅子の下に埋めてあるチェストが下から丸見えに

 ※ひじ掛けに使えるブロック

椅子の左右にひじ掛けとしてトラップドア以外にも、看板と旗が使えます。
見た目は細いですが1ブロック分スペースをとるので、椅子を横に並べたい場合は椅子同士の間隔を2ブロック開ける必要があります。
(ヒジ置きを付けない場合なら1ブロック間隔でも可)

左がトラップドアで、右は旗を使ったひじ掛け
ハーフブロックの側面にカーソルを合わせて旗を設置するとこのような状態に。
背もたれの旗は、上の段のトラップドアに向かって
シフト右クリックで設置すると画像のようになります
左がひじ掛け無しで、右が看板を使ったひじ掛け
看板も旗と同じように、ハーフブロックの側面に向かって設置

下にチェストを埋めない作り方だと、トロッコをズラさないために椅子の前後左右を
トラップドアなどの当たり判定のある物で囲う必要があるので、
ひじ掛けを自由に選べるのもこの椅子の利点です

上記の画像でも一部使っていますが、木製のハーフブロックとトロッコの色の組み合わせに違和感がある場合は、「滑らかな石のハーフブロック」や「磨かれた安山岩のハーフブロック」などトロッコの色に似たハーフブロックを使うと違和感が解消されるかもしれません。


椅子の作り方② カウンターチェア

お次はバーカウンターなど、高さ2ブロックのテーブルに合う椅子の作り方を紹介していきます。
作り方と必要アイテムは先程のものとほぼ一緒です。

必要アイテム(1席分)

  • ハーフブロック 1個

  • 木製のトラップドア 3~4個

  • レール    1個

  • トロッコ 1個

  • 鉄格子(色付きガラス板やエンドロッドでも可) 1個

  • 階段ブロック(テーブル用) 1席につき6個

  • ピストン 1個

  • ボタン 1個

  • 土ブロック(仮置き用ブロック) 4個以上

①で作った椅子ではチェストを使いましたが、カウンターチェアでは使いません。
なのでトロッコを固定するために椅子の左右と後ろに必ずトラップドアが必要で、前方もテーブルとして使うハーフブロックや階段ブロックなどで前を塞ぐ必要があります。

作り方

椅子を置きたい場所を決めたらそこに椅子の脚となる鉄格子を置き、その上に仮ブロックの土を1つ置き、背もたれとヒジ置き用のトラップドアを土の後ろと左右に貼り付けます。(背もたれを2ブロック分の高さにしたい場合は、土をもう一つ上にも乗せ、その土の後ろにもトラップドアを設置してください。)

カウンターチェアを置きたい場所に、脚となる鉄格子を設置
その上に仮置きブロックの土を設置し
土の左右と後ろにトラップドアをつけ
(土の側面の下側にカーソルを合わせて設置してください)
背もたれを2段にする際は、土を2段重ねてトラップドアを設置

次に土の上にレール・トロッコの順で置き、土を壊してトロッコを鉄格子の上に落下させます。(土を2段積んでいる場合は、下の土から壊してください。)

土の上にレールを乗せ
レールの上にトロッコを乗せ、
下の土から壊してトロッコを下に落とします
トロッコを落とした状態
(まだトロッコを固定しきれてないので、トロッコに触れないよう気を付けてください)

お次に、トロッコの前か上に下付きハーフブロックを置いて、ピストンとボタンを設置し、ハーフブロックを押してトロッコと合体させます。(置きにくい場合は仮ブロックの土を使って設置してください。)

脚の前に土を、その上に座面となるハーフブロックを置き
ピストンを置きやすいように土を設置し
ピストンとボタンを設置し
ボタンを押してハーフブロックを押してトロッコと合体
これでカウンターチェアの完成
(まだこの状態で座らないで下さい。前を塞いでいないので、トロッコがズレる場合があります)

最後は椅子の前にカウンターテーブルを設置します。
今回は階段ブロックを使ってテーブルにしていきます。

まずカウンターチェアの脚の2ブロック前に仮置きの土ブロックを2つ縦に重ねます。

脚から1マス開けた所に土を2段設置


次に椅子の脚と土の間に階段ブロックを設置します。
置く時は椅子側から設置してください。(階段ブロックは、置いた時に段差部分が自分の方に向いて設置されるため)

椅子側から階段を設置

お次は先程置いた階段ブロックの上に、階段ブロックを逆向きに設置します。
逆向きに置く方法は、奥(隣)に設置した仮ブロックの側面の上半分にカーソルを合わせて設置すると逆さ向きの階段ブロックになります。

土の上半分の赤く印を付けた所にカーソルを合わせて階段を設置
逆さ階段になりました
正面側から見た図

カウンターテーブルは椅子の目の前の部分だけだと寂しいので、椅子一個に対して3マス分くらい設置して見映えをよくしていきます。

1席に対して階段ブロックを6個使用

テーブルの両端に階段ブロックを置く時は、体の向きを変えて設置してください。
階段ブロック同士は隣接する際、ブロックの向きが90度違うと段差部分が繋がるように変形しますので、それを今回利用します。

90度向きが違う階段ブロック
隣接していない場合は、どちらも普通の階段の形になっています
くっつくと片方の階段ブロックの形が変化します
仮置きの土を置き
土に向かって階段を設置すると
カウンターテーブルの端が完成

最後にこの椅子の座り方について。
横のトラップドアを右クリックで倒し、横からトロッコを右クリックして座り、横の倒したトラップドアを元に戻してください。
降りる際はそのままシフトを押すとテーブルの上に降りてしまうので、横のトラップドアを倒してからシフトを押すとその上に降りられます。

高さがあるので横のトラップドアを倒して
トロッコを露出させて横から右クリックして座ります。
座ったら先程倒した横のトラップドアを元に戻します
座った状態
埋まった下半身が見えないので、こちらは座った見た目が良好

今回はカウンターテーブルを後に作りましたが、椅子が邪魔でやりにくい場合は先にテーブルを設置しても大丈夫です。
その後カウンターチェアを置く際は、後ろか側面のトラップドアを1ヶ所外して、そこからハーフブロックをピストンで押す形になります。



今回紹介したトロッコを埋めて作る仕組みは他にも、
ベッドを利用したソファや玉座、座れるプールや温泉にも利用できるので、そちらはまた後日紹介させていただきます。


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