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しうまい

しうまい。
これの正確な表記はいかに。
シウマイか。
シューマイか。
おーまいがっ。

ベタですいません。
こういうの好きな人いるかな。

去年か一昨年、羽田飛行場にいました。
飛行場には、崎陽軒のシウマイ屋があります。
なぜだろう。
それはともかく、拙者、シウマイ、好きです。
飛行場のシウマイ屋には、10個で1200円もするシウマイがありました。
食いたい!
買った!
すぐに飛行に乗った。
あったかいうちに食べたい。
がっ。
がっ。
ガガガガガ。(勝手に清志郞)
すぐに飛行機は離陸に。
だめだ。
辛抱たまらん。
スッチーがきました。
拙者、いきなり。
「あのう、シウマイ食べてもいいですか?」
スッチー、やります。
「どうぞ、どうぞ(笑)」
周りでは、失笑が起きた。
連れの編集者は、怒り爆発。
「やめてくださいよ。引き返して降ろしますよ」
「まあまあ、シウマイ食おうぜ。1個120円のシウマイだぞ」
こいつが、食い意地がはってることは百も承知だ。
「うまい!」
二人で、舌鼓。
周りは、失笑。
さっきのスッチーが、飲み物をもってきました。
「何になさいますか?」
「母乳」
「残念ながら出ないんですよ(笑)」
「じゃあ、ビール」
スッチー、大人です。
周りは、失笑。
編集者、完全に怒ってます。
「完全にセクハラですよ。訴えられたら、負けますよ。上司には報告しますから」
「まあまあ、ほら、こんな醤油差しがあった」
このシウマイには、陶製の顔が描かれた醤油差しが入ってます。
その顔が、欣ちゃんが、100倍アホになったような間抜けな顔なんです。
編集者にあげたら、急に態度が変わっちゃって、「こういうの好きなんですよね」。
やっぱ、こいつ、俺のファンなんだなと思った。
こいつも大酒飲み。
僕いじりが大好き。
二言目には「脳みそないでしょ。脳幹だけなんでしょ」。
で、肝心の取材。
とんでもない大物でした。
拙者、聞かなくてもわかるあたりまえのことを質問してしまいました。
「バカ!」
いきなり、取材先で、初対面の人から、「バカ」と罵倒されたのは初めてです。
取材は、無事、終わって、編集者は、「バカにバカって言ってもねえ」。
「褒め言葉だろ」って、僕。
こいつといると、朝までとか、下手すると、昼までとか、夕方までとか、延々飲んでたりする。
ということで、今夜は、もう、おしゅまい。

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