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10万円の元手から株で億り人に挑戦します(5)                インド株は史上最高値! インド総選挙前から株価沸騰! 次はインド関連の日本株を狙います!

インドの総選挙は2024年6月4日。
その前日の6月3日、インド株式市場は、7400ルピーから7600ルピーに急騰しました。これは、インド株価の最高値です。

これに連動して、日本のインドに関連した、ETFのNFインド株は3.57%上昇、ETNのNNインドブルETNは4.51%上昇しました。
インド関連の投資信託も上がっています。

これは、現職のモディ首相の与党が勝利することが確定的との報道が連日されているためと思われます。
こうした報道が、土日にされたため、週明けの月曜日、株式市場が開くと、買いが殺到したものと思われます。

次の一手は、インドと関係の深い日本の企業の株の購入です。

インドと関連する日本の企業は、数が多いため、インドでシェア1位の日本企業5社を選びました。

・スズキ
インドの乗用車販売のうち約4割を販売。インドの乗用車ではNo.1のシェアを誇る(2022年)。
インド銘柄の代表格、スズキ(7269)は好採算のSUV(スポーツ多目的車)2車種を投入し、現地シェア5割以上を狙っている。

・ダイキン工業
インドの空調市場において、家庭用、業務用において、シェアNo.1を獲得(
2021年)。

・関西ペイント
インドの自動車塗料シェアNo.1。国内塗料業界のトップメーカー。売上の4分の1をインドで稼ぐ(2022年)。

・ユニ・チャーム国内紙おむつ、生理用ナプキンで首位。中長期的には、人口超大国の中国とインドを最重要市場と位置づける。

・サカタのタネ
2020年5月期に売上高を15年5月期比2.3倍に拡大する――。種子大手、サカタのタネが高い目標を掲げる国がインドだ。13億人の国民の約5割が農業に従事し、約7割(同社調べ)が菜食主義者(ベジタリアン)という野菜大国。08年に現地法人を設立して以来、各地の気候や土壌に合わせた種子開発や販売網の構築に取り組んできた。子会社サカタ・シード・インディアのジャイ・シン社長は「サカタにとって、(スズキのインド子会社で稼ぎ頭の)マルチ・スズキのような存在になりたい」と意気込む。

それにしても、インドの自動車の4割がスズキって知ってましたか?
インドでシェア1位の企業は、インドの経済成長とともに、利益が大きくなると思います。

そして、インドの経済成長は、数十年と長く続きます。
その間、株価は上がります。
このように、安定的に株価の上昇を見込める国は他にありません。

以下、インドの株価指数の10年間のチャートです。


他にも、以下のような企業があります。
時間のある方は、各企業を調べてみてはいかがでしょうか。

・三井物産
インドのブロイラー大手に出資を発表。出資完了後は、同社の持分法適用会社とする予定。

・丸一鋼管
インドでステンレス鋼管メーカー買収。インドは、2・4輪車生産増に対応し、第3工場着工。

・日精エー・エス・ビー機械
ペットボトル用プラスチックブロー成形機で世界第2位級。インド工場での金型生産設備を増強。

・富士通ゼネラル
富士通グループの空調機メーカー。海外比率が高く、インドも成長牽引。

日本製鉄(5401
製鉄メーカーとして中国の宝鋼集団、ルクセンブルグのアルセロール社とオランダのミッタルスチールが経営統合したアルセロール・ミタル[MT]とともに世界3極を形成。中でも高級鋼板では圧倒的なシェアを有する。アルセロール・ミタルとはインドで合弁事業を行っており、2022年2月にはインドで高炉2基を新たに建設すると発表。すでに高炉1基が稼働しており、総投資額は1兆円を越えるとみられる。2025年以降の稼働を目指し、2030年にはインドでの生産能力を年間3000万トンまで引き上げる計画。これは現在の生産能力の3倍を超える水準であり、インドの工業化に大きくコミットしていることが伺える。

川崎重工業(7012
三菱重工業(7011)、IHI(7013)と並ぶ日本の3大重機メーカー。2輪車では世界的な知名度を持つ。ガスタービン、鉄道車両、旅客機、潜水艦にも強い。これまでにインド石油会社「ONGC社」向けのガスタービン圧縮機をはじめ、エンジニアリングのSW社向けのグリーンガスエンジン発電機など受注実績が多い。急速な工業化で電力不足に悩むインドの産業インフラを根っこの部分で支えている。2017年にはインド最大手の重電メーカー、バーラト・ヘビー・エレクトリカルズ社(BHEL)と鉄道車両での協業で合意。今後、需要が拡大すると見られる大都市間の都市交通網整に向けて布石を打っている。

クボタ(6326
コンバイン、トラクターなど農業機械で世界有数。建設機械、鋳鉄管、環境プラントにも定評がある。2022年4月にインドで第4位の農業機械メーカー「エスコーツ」を買収。この買収にクボタとしては過去最大となる1400億円を投じた。インドは農業大国でもあり、トラクター市場は世界最大。インドを制することは世界を制することに繋がる。インド国内でのシェアが11%の「エスコーツ」の買収によって、2030年には両社合わせて25%シェアを狙う計画。トラクター以外の事業も含めてインドでの売上高は1300億円を越えている。

ニフコ(7988)は新工場が年内に量産開始で、日系自動車メーカーの需要を取り込む。三桜工業(6584)は戦略商品のウォーター配管を日系商用車メーカーから受注し、2023年1月に生産開始予定だ。

牧野フライス製作所(6135)は治具工場を増設中で、インド国内外へ供給拡大を企図。ハイレックスコーポレーション(7279)もウィンドーレギュレーターを生産する新工場が2024年9月に完成予定だ。

シスメックス(6869)も試薬の新工場を検討中。ドリームインキュベータ(4310)は出資先のデジタル医療プラットフォームが上場を準備中だ。

【特集】ポスト中国の大本命、新章突入「インド関連株」に成長&株高の恩恵 <株探トップ特集>

https://kabutan.jp/news/marketnews/?b=n202403261084

―GDP13四半期連続プラス、アップルやグーグル、トヨタなど工場建設・増設の動き相次ぐ―

 インド経済に対する投資家の期待は根強いようだ。株探の人気テーマランキング・ベスト30には「インド関連」が折に触れランクインしており、継続的に関心を集めていることがわかる。昨年にインドの人口が中国を上回って世界一となったことは記憶に新しい。これが話題を呼び、マーケットでは関連銘柄に物色の矛先が向かう場面があった。高度成長にまい進する同国には今後も熱い視線が注がれ、息の長いテーマとして注目され続けることだろう。インド発展の恩恵を享受する銘柄群を改めて確認してみたい。

●インド株は青空圏舞う、株高の原動力は

 インド株は史上最高値圏での推移が続いている。代表的な株価指数であるSENSEXはコロナショックで一時的に3万ポイントを割れた後、2021年秋にかけて6万ポイント台まで駆け上がり最高値を更新。翌22年は米利上げを背景とした世界的な株安トレンドのなか軟調展開となる場面もあったが、年後半にかけ再び高値を奪回し世界の投資家の耳目を集めた。23年も上値指向を維持して7万ポイント台に乗せ、今年に入って一時7万4000ポイントまで上値を伸ばすなど青空圏を舞っている。

 インド株上昇の原動力は、人口増加と米中対立だ。インドの総人口は年々拡大しており、今や中国を抜いて世界最多だ。かつての日本の高度成長期のように、人口増とともに飛躍的な経済成長を遂げている真っただ中にある。先月公表されたインドの昨年10-12月期GDPは前年同期比8.4%の伸びとなり、13四半期連続のプラスを記録した。そして、こうした状況に米中対立が追い風として働いている。経済安全保障の観点から欧米を中心に中国への投資が手控えられるなか、中国と同じく広大な国土を持ち、豊富な労働力を有する同国は有力な代替候補と期待されているのだ。

 米アップル<AAPL>はインドに製造拠点を移す動きをみせており、将来的に世界のiPhone生産の4分の1を同国に集約するとの観測もある。アルファベット<GOOG>傘下のグーグルもスマートフォン「Pixel(ピクセル)」のインド生産を始めている。また、テスラ<TSLA>がインドでの工場建設を目指しているほか、マイクロソフト<MSFT>は直近に同国でのAI人材の育成計画を表明、アマゾン・ドット・コム<AMZN>も同国への巨額投資を昨年明らかにしている。

●日本企業も動き活発化

 米大手がインドでの取り組みを加速させるなか、日本企業も動きを活発化させている。ルネサスエレクトロニクス <6723> [東証P]は今月、インド企業などと合弁で半導体後工程の組み立て・テストを請け負う工場を建設すると発表。武田薬品工業 <4502> [東証P]は現地の医薬品大手とデング熱ワクチンの製造能力向上で協業したことを先月明らかにした。更にトヨタ自動車 <7203> [東証P]やスズキ <7269> [東証P]といった自動車メーカーのほか、ニデック <6594> [東証P]や住友化学 <4005> [東証P]、豊田通商 <8015> [東証P]などがインドで工場建設や増設を行う構えにある。NTTデータグループ <9613> [東証P]は同国でデータセンターの増床を進めている。

 工業計器最大手の横河電機 <6841> [東証P]は先月、インド流量計大手アデプト・フルイダインを買収すると明らかにした。インドに製造拠点を獲得し、急成長する同国でタイムリーに幅広い製品を提供する狙いだ。建設用油圧クレーン大手の加藤製作所 <6390> [東証P]は今年に入り「インド事業準備室」を新設。同国進出に向け早期の事業基盤構築を目指す。

●通期上方修正のフジテック、インド比率高い黒崎播磨など

 フジテック <6406> [東証P]はエレベーター専業大手。先月に四半期決算とあわせ通期上方修正を発表し、営業利益を前期比25%増の145億円(従来予想138億円)とした。16年3月期以来、8期ぶりの営業最高益更新となる。中国向けが不動産不況の影響で減少した一方、インドや日本向けの採算が改善し全体の利益を押し上げる見込みだ。同社はインドで生産能力の増強に取り組んでおり、現地の大規模住宅向け案件を獲得している。

 黒崎播磨 <5352> [東証P]は製鉄所の設備に使う耐火物の大手。日本製鉄グループに属している。売上高全体のうち、インド向けの比率が約2割(23年3月期実績)と大きい点が注目だ。同国の堅調な鉄鋼市場を追い風に業績を拡大させており、24年3月期は前期に続き営業最高益(142億円)を計画。第3四半期累計の営業利益実績は前年同期比6割増の119億4500万円で、通期予想に対して8割超の進捗と絶好調で推移している。

 インド関連の主力銘柄と言えばスズキを筆頭に、二輪車販売で実績を持つホンダ <7267> [東証P]やヤマハ発動機 <7272> [東証P]、インド事業が収益の柱となっている関西ペイント <4613> [東証P]、同国のエアコン市場で高いシェアを握るダイキン工業 <6367> [東証P]が挙げられる。

 また、インドのフィンテック企業を関連会社に持つGunosy <6047> [東証P]、現地企業と合弁で事業を展開するACSL <6232> [東証G]、インド自動車大手タタ・モーターズからの受注実績がある自動車部品メーカーのミクニ <7247> [東証S]にも注目。種苗大手サカタのタネ <1377> [東証P]、ペットボトル成型機の日精エー・エス・ビー機械 <6284> [東証P]、半導体商社の佐鳥電機 <7420> [東証P]に加え、浄化槽大手ダイキアクシス <4245> [東証S]やゼラチン製造の新田ゼラチン <4977> [東証S]、特装車大手の極東開発工業 <7226> [東証P]、越境EC支援のBEENOS <3328> [東証P]、工業用樹脂部品を手掛ける三光合成 <7888> [東証P]なども関連銘柄としてマークしておきたい。

【日本株】今後の経済発展に期待が高まるインド関連銘柄


ニフコ(7988)は新工場が年内に量産開始で、日系自動車メーカーの需要を取り込む。三桜工業(6584)は戦略商品のウォーター配管を日系商用車メーカーから受注し、2023年1月に生産開始予定だ。

牧野フライス製作所(6135)は治具工場を増設中で、インド国内外へ供給拡大を企図。ハイレックスコーポレーション(7279)もウィンドーレギュレーターを生産する新工場が2024年9月に完成予定だ。

シスメックス(6869)も試薬の新工場を検討中。ドリームインキュベータ(4310)は出資先のデジタル医療プラットフォームが上場を準備中だ。

4202 ダイセル 化学 エアバック用インフレーターで世界トップシェアを誇る。23年10月よりインド拠点でインフレーターの生産を開始した

5201 AGC ガラス・土石製品 建築用、自動車用板ガラスに強みを持つ。1950年代よりインドを皮切りにグローバルに事業を展開する

5401 日本製鉄 鉄鋼 高炉メーカー大手。1兆円超を投じ、2030年にインドでの粗鋼生産能力を年3,000トンに引き上げる計画を発表

5706 三井金 非鉄金属 地金の加工度を高め付加価値をつける事業を展開。インドに触媒拠点を有し、排ガス用触媒などを製造・販売する

6503 三菱電 電気機器 産業エレクトロニクス大手。約267億円を投じ、インドにルームエアコンと空調機器用圧縮機の工場を建設すると発表

6752 パナソニックH 電気機器 総合家電メーカー。重点事業の1つである海外電材において、インドに7つの工場と30の営業拠点を構える

7220 武蔵精密 輸送用機器 ホンダ系の自動車部品メーカー。インドのEVスタートアップ企業であるBNCと協業し、共同開発を行っている

7259 アイシン 輸送用機器 トヨタ系の自動車部品メーカー。インドでは現地法人を通じたサポート体制を構築。バイオガス発電設備も開発

「投資の森」というサイトでは、インド関連銘柄として、87の企業が出てきます。

「かぶたん」というサイトでは、185の企業が出てきます。

「みんかぶ」も、185の企業です。


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