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インテリアプランナー製図試験 独学勉強法②

いよいよ製図試験対策の開始

私は申し込みが終わった9月中頃(※試験の2ヶ月前)から、試験勉強を始めました。
色々と独学で合格された方のサイト等を調べましたが見当たらず、自身で手探りでやってみることにしました。簡単に順番に追っていきます。

①今年度の課題を確認
令和4年度は「日本料理店」が課題でした。

設計課題は、公益財団法人建築技術教育普及センターのホームページにて、毎年6月中頃に発表されています。課題とともに簡単な概要も載っていますので、試験のキーポイントになりそうな文言をピックアップしました。

令和4年度だと、設計課題の計画概要が以下のとおりでしたので、

(1) 計画目的
 地方中核都市の中心部にあるシティホテル内につくる懐石料理を中心とした日本料理店である。屋内に日本庭園を設けた、落ち着きのある日本料理店のインテリアを計画する。
公益財団法人建築技術教育普及センターより

「シティホテル」「懐石料理の日本料理店」「屋内日本庭園」がキーポイントだと思い、インターネットや書籍等で参考図面などの情報を集めました。

②作成する図面の確認
製図試験で求められる図面は以下のとおりです。

・平面図兼家具配置図
・仕上げ表
・設計趣旨
・透視図
・スケッチ

とくに透視図が描き方に癖があるので、要対策です!

③インテリアプランナー ガイドブック 設計製図試験編 でトレース練習
ふたつほど過去の課題から選んで、トレースしました。
できれば、受験時の課題に近い建物でトレースすると納め方等の勉強になります。
私はホテル、飲食店の用途の建物をトレースしました。

④製図練習
インテリアプランナーでは、市販のテキストには演習問題は載っていません。実際に課題演習がしたい人は、HIPSという学校に通うみたいです。
一番近い学校が東京でしたが、お金がかかるし、遠くて交通費もかかるので行きませんでした。(※模試も行きませんでした)

では、どのように演習していたか?というと、自分で問題を想定して演習課題としていました。

例えば、令和元年は「地方都市にあるホテルのインテリア」という課題でしたので、
ここを日本料理店として置き換え、一式図を作成していました。
※下図が実際に自分で仮定した問題の一例です。


これを過去の課題から5〜6問作成して、あとは一式図面を6時間以内に仕上げられるよう、製図スピードを調整しました。

私が試験までにやったことは以上です。
書いてみたら分かったのですが、そんなに大した勉強していませんでしたね、、、。
(久しぶりに手書きで図面を書く試験なので、自分ではかなり勉強したつもりでした…)
でも、学校に通わなくてもしっかり対策すれば、独学で受かる試験だと思いますので、ぜひ参考になればいいなと思います。

要望があったら、試験当日の実際のエスキスや、試験までに作成した図面一式の公開、各図面の描き方など、まとめたいと思います。

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