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FIPと診断された日
2月8日に真菌の検査結果の報告がありました。
嬉しい事に陰性!!
喜んでいた矢先のこと。
その2日後に尿の色がいつもより濃くなっている事に気がつきました。
オレンジに近い色で、これは普通じゃないなと直感的に察しました。
この頃、ちょうどモンの食にも変化がありした。
いつものカリカリご飯を食べなくなったのです。
ただ、初めてチュールを口にしたのがこの頃だった為、好き嫌いしているのではないかと思っていました。
甘やかしてチュールばかりあげると癖になって余計にカリカリご飯を食べなくなると思い、敢えてカリカリしか出さないようにしました。
そのうちご飯にも反応しなくなったので、おかしいなと感じていた中の出来事でした。
振り返ってみると、先住猫のテンと走り回る姿を見ていないし、私たちに甘えてくる事も減っているような...
翌日すぐに動物病院へ行きました。
診察してもらったところ、モンは黄疸が出ているとのことでした。肝臓に問題があると起こってしまう症状です。
耳の中や目の色も黄色っぽくなります。
モンは真菌の薬を3ヶ月くらい飲み続けていたので、その薬の影響ではないかとの事でした。
しかし肝臓の状態を良くする薬は無いそうで、肝臓を守る薬で様子を見る事にしました。
1週間飲んでみたものの、変化は全くなし。
元気が無くなり寝てばかりいるようになりました。
大好きなおもちゃを出しても、反応はするものの眺めているだけ。
ご飯もチュールは食べられるけど、他のウェット食は食べません。
気持ちと体が連動していないように見えました。
再びお薬を貰いに病院へ。
その時に血液検査をしました。
ビリルビンがかなり高くなっていて、少し貧血もありましたが、その他の異常は見当たらず
続けて肝臓のお薬を2週間分いただきました。
翌日の夜。
モンを抱き抱えると、お腹がパンパンに張っていました。歩く姿も、上から見るとお腹のところだけ膨らんでいます。
気のせい?心配しすぎ?と思いつつ、翌日また病院へ行きました。
気のせいではないですね💦
おそらくお腹に水が溜まっているので、超音波検査をしてみます...と。
超音波検査の結果、やはり腹水が溜まっていました。
改まった雰囲気で部屋へ通されました。
その際にFIP(猫伝染性腹膜炎)の説明をされました。死の宣告でした。
最近では治療する事も可能にはなっているけれど、かなり高額な薬(しかも日本では未承認)を使用しなければならいこと。
また、その薬の入手は個人の責任でしなければならない事など、現実的ではないといった印象でした。
『長くは無いと思うので、できるだけ一緒に寄り添ってあげるのがモンちゃんにとっての幸せじゃないかな。』
泣いて泣いて泣きました。
これからいっぱい幸せになるはずのモンが。
今目の前にいる、小さくて可愛いモンが。
死んでしまうなんて
何もできずに見守るだけなんて...
悲しくて悔しくて、やっぱり悲しくて。
とてもショックを受けた日でした。
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