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0028.最軽薄短小機

以下は、俺が購入したスマートフォンを購入順に並べた一覧。最初に買ったXPERIA が、2012年11月発売で、現在の iPhone 13 mini は、2021年9月発売である。筐体の縦×横×厚さ、重さ、ディスプレイサイズを記した。

ソニー、XPERIA VL、     129×65×8.7 ミリ、120グラム、4.3インチ。
富士通、ARROWS ef、   127×62×10.7 ミリ、139グラム、4.3インチ。
SHARP、AQUOS SERIE mini、124×63×9.9 ミリ、118グラム、4.5インチ。
富士通、arrows M03、   144×72×7.8ミリ、141グラム、5.0インチ。
Apple、 iPhone SE 第1世代、 123.8×58.6×7.6 ミリ、113グラム、4インチ。
SHARP、AQUOS R compact、132×66×9.6 ミリ、140グラム、4.9インチ。
Apple、 iPhone 13 mini、  131.5×64.2×7.6 ミリ、140グラム、5.4インチ。

このように、arrows M03 以外、最初の Xperia から、現在の iPhone 13 mini までに、筐体のサイズにそんなに差がない。これは、俺が軽薄短小機が好きだからである。XPERIA や ARROWS を買った頃は、どれも同じようなサイズだった。その後、スマートフォンに大型化の兆しがあり、どれも胸ポケットからはみ出そうなサイズになってきた。ARROWS から機種変するときは、小さい端末を探して、AQUOS SERIE mini を買った。その AQUOS SERIE mini を 2年使ったところで、落として画面にひびが入った。俺は次の軽薄短小機を探した。

どれも、大きくなってしまっている。いちばん小さいと思える arrows M03 を、UQ mobile のオンラインストア で買ったが、届いて現物を手にして、思ったよりデカいのですぐ解約した。そのくらい、軽薄短小じゃないと嫌である。Apple の iPhone SE だけが軽薄短小機と言える。でも、俺は iPhone を使いたくなかった。Android が良かった。しかし、Android で、軽薄短小機はもう無かった。2017年5月、仕方なく、iPhone SE をアップルオンラインストアで購入した。2018年2月、軽薄短小な Android、 AQUOS R compact が発売されたのを知り、喜び勇んで auショップで購入した。そして、SIM無しになった iPhone SE を Wi-Fi でいじっていて、iPhone の良さも知ることができた。だから、AQUOS R compact と、iPhone SE を用途によって使い分けた。その後、AQUOS R2 compact が、SoftBank から発売されたのに、au から発売されないのを知り、au にも SHARP にも失望を覚えた。

2020年11月、Apple から iPhone 12 mini が発売され、それが初期の XPERIA や ARROWS と変わらないサイズとわかった。欲しい、小型機が欲しい。でも、AQUOS R compact がまだ使える。だから、iPhone 12 mini を買うのはやめた。そして、翌2021年9月、iPhone 13 mini が発売された。ネット上に、次の iPhone 14 に、mini は無いだろうとの観測が出ていた。au と SHARPに失望させられたこともあり、最後の軽薄短小機であろう iPhone 13 mini を、アップルオンラインストアで購入した。

買って良かった。スマートフォンは、機能性や画面の見やすさで、パソコンや iPad に及ばない。ならばスマートフォンの優れているところはなんだろう。それは、電話ができることと、携帯性だと思う。なので、携帯しやすい軽薄短小機を選んだことは、俺にとっては正しかったことになる。

柳 秀三

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