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0189.亀のように進め

いきものがかりの YELL ピアノ(ソロ)中級。最初の 2小節に限っての話、右手でのキーの押さえはなんとかなりそう。動きは覚えたと思う。だが、左手が良くない。どの指でどの音を押さえるのか、中級編の譜面には指番号が書いていないのでわからない。

入門編の譜面には指番号が書いてあった。右手は中級編で音が増えてもなんとか自分なりにアレンジして押さえられる。しかし、左手で押さえる音に関しては見当がつかない。なので、譜面なしで動画を観ながら練習できる「いきものがかり YELL 初心者でも絶対弾ける!ピアノの弾き方:ARA PIANO」を観た。そして、押さえる指を左右ともに決めていった。

左手の 1小節目の最初のラとレを、動画ではそれぞれ L1 と L5 で押さえるようになっているが、それだと俺は押さえづらいので L2 と L5 にした。2小節目の最初のファとシ♭も同じく L1 と L5 を L2 と L5 にした。

1小節ずつ、ミニキーボードを弾きながら抑える指を決めつつ、運指を体にしみ込ませるつもりだ。そして、たった 2小節だけ…
 タンタタンタンターン(タタン)、タンタタンタンターン(タタン)
これだけだが、イイ感じに弾けている。原曲の前奏に近づいてきた。

でも、ミニキーボードの幅の狭い鍵盤で覚えてしまうとどうなんだろうと思うし、狭いゆえに弾きづらくて覚えも悪くなるのではないかと考える。だから、ピアノ教室のピアノレンタルを利用してグランドピアノで練習しているのだが、わざわざ行って、1時間グランドピアノに触れたところでたいして身につくものではない。

今日、夜になってから、iPad Air で動画を観て指番号を書き出し、ミニキーボードを弾いて指番号を決めていった。ピアノ教室でのピアノレンタルよりも、ずいぶん事が進んだ。

これを要するに、自分に合わせた譜面づくりと、実際に弾く練習を分離すればいい。家では動画とミニキーボードで指番号を決めて譜面を作る。ピアノレンタルでその決めた指番号で弾いて練習する。かつフルサイズの鍵盤に合わせて指番号を修正していけばいい。押さえる指に関して、動画と同じにする必要はなく、自分に合わせてアレンジすればいい。

NHKBS の「駅ピアノ 空港ピアノ 街角ピアノ」に登場する弾き人で、ピアノは独学ですという人が、多くはないがたまにいる。なので、あの人たちもこんなことをしているんだろうかと思ったりする。ひとりでやることの楽しさもあり、不安を感じることもある。

柳 秀三


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